SixTONES 松村北斗、京本大我だけじゃない ジェシー『SING』、森本慎太郎『ナンバMG5』……相次ぐ演技での活躍
3月18日公開の映画『SING/シング:ネクストステージ』の日本語吹き替え版にSixTONESのジェシーが声優として出演。そして4月13日スタートのドラマ『ナンバMG5』(フジテレビ系)には森本慎太郎が出演と、SixTONESメンバーの演技での活躍が相次ぐ。
SixTONESの俳優といえば、4月8日に最終回を迎えた連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK総合)に松村北斗、昨年10月から上演されたミュージカル『ニュージーズ』で主演を務めた京本大我の印象が強いかもしれないが、メンバー全員がジャニーズJr.時代から演技にも挑戦している。今回は、直近の公開作品からジェシーと森本の活躍に触れてみたい。
2016年に公開され、日本での興行収入が51億円を突破した大ヒット作『SING/シング』から5年の時を経て公開された続編『SING/シング:ネクストステージ』の日本語吹き替え版にジェシーが出演した。これはMISIAの推薦を受けての抜擢で、MISIAが声優を担当するミーナの初恋の相手・アルフォンゾを演じた。オリジナル版はファレル・ウィリアムスが演じている。
吹き替え版のキャストには内村光良、長澤まさみ、MISIA、稲葉浩志(B’z)ら豪華メンバーが名を連ねる中で、負けることなく“声”で存在感を放ったジェシー。アルフォンゾは物語の舞台となるレッドショア・シティでアイスクリームを売る心優しい青年で、その大らかで優しい雰囲気とジェシーの声がマッチしていた。ミーナとアルフォンゾの出会い、そして思わぬタイミングで2人がデュエットを披露するのだが、劇中でもひときわ心がときめくシーンだった。SixTONESの楽曲でも聴かせてくれる、優しさや包容力を感じるジェシーならではの歌声が劇場に響いた。
映画全体としては、世界的なヒットソングや名曲を盛り込みながらコミカルに描かれているものの、バスター・ムーン率いるメンバーの奮闘、セリフを通して伝わるメッセージに冒頭から胸を打たれた。筆者はジェシーの出演をきっかけに劇場に足を運んだのだが、お世辞を抜きにこの作品に出会わせてくれたことに感謝したいと思ったほどの感動を味わった。