SixTONES、ライブでこそ体感できる楽曲とパフォーマンスが放つ熱量 一度見たら忘れられないインパクトと中毒性

 SixTONES公式YouTubeに公開されている『RAM-PAM-PAM (FocusCam @ Marine Messe Fukuoka "TrackONE -IMPACT-")』が、2月下旬に再生回数1000万回を突破した。

SixTONES
SixTONES

 また『「Special Order」 from LIVE DVD/Blu-ray「on eST」(2021.06.07 YOKOHAMA ARENA)』も、現在までに980万回再生を記録するなど、1000万回に迫る勢いで伸び続けている(2022年3月18日現在)。この2曲に共通するのは、ライブで盛り上がる楽曲であるということ。現在、全国アリーナツアー『Feel da CITY』の真っ最中のSixTONES。今回は彼らのライブでこそ見たいパフォーマンス、盛り上がる楽曲に注目してみたい。

 冒頭で紹介した「RAM-PAM-PAM」はSixTONESがデビューする以前、2019年上演の舞台『少年たち To be!』で初披露されたオリジナル曲で、ジャニーズJr.時代から応援してきたファンにとってはお馴染みの一曲。2019年開催のライブツアー『Rough"xxxxxx"』をはじめ、同年11月11日放送『Love music』(フジテレビ系)に出演した際にもスタジオライブで披露された。また、記念すべき1stアルバム『1ST』初回盤A原石盤にも収録。デビューツアー『TrackONE -IMPACT-』の序盤で披露されたように、会場のボルテージを一気に上げるキラーチューンだ。

SixTONES - RAM-PAM-PAM (FocusCam @ Marine Messe Fukuoka "TrackONE -IMPACT-")

 本楽曲は、サビパートで見せる大胆で攻めた振り付けが特徴で、ボトムスのウエスト部分を掴んでインナーをチラ見せする、一度見たら忘れられない、インパクトがある刺激的なパフォーマンス。大胆なファーづかいや上下柄のセットアップ、ギラギラとした光を放つデコラティブなジャケットと、それぞれ個性的な衣装に身を包んだ6人。パワフルな中にも、クールさやセクシーさを放ち、大胆な振り付けではあるが下品にならない絶妙なバランスを保つ。これがジャニーズJr.時代に発表されたという事実に驚いた人も少なくないだろう。

 同じく『1ST』に収録された「Special Order」は、アルバムを提げて行われたライブツアー『on eST』でも披露されたほか、同ツアーのライブDVD、Blu-rayの発売に先駆けてYouTubeで先行公開された。

SixTONES – 「Special Order」 from LIVE DVD/Blu-ray「on eST」(2021.06.07 YOKOHAMA ARENA)

 イントロからアフリカなどのエスノミュージックを彷彿とさせる力強い音の連なり。歌詞に綴られたどこかヒリヒリとした世界観を、バタバタというブレードスラップ音が盛り立てる。ジェシーが雄叫びをあげるようにして楽曲の世界へと引き込み、Aメロは髙地優吾。続く森本慎太郎が歌声をしっかり響かせジェシーへ。一段、また一段とギアをあげるようにして迫力を増していく。京本大我、松村北斗のハモリが響き渡ると、今度は田中樹のひときわ熱を込めた歌唱でさらに激しさを増していく。

 今年2月に、4回に渡ってSixTONESを特集した『RIDE ON TIME』(フジテレビ系)。2月25日深夜の放送回では、1月に行われた『Feel da CITY』横浜公演で披露した「Special Order」をたっぷりと放送した。ゴージャスな装飾がびっしりとあしらわれた衣装を揺らし、赤い照明に照らされ、炎の演出を背にした6人が激しく歌い踊っていた。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「アーティスト分析」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる