日向坂46 加藤史帆、佐々木美玲、金村美玖、齊藤京子らモデル組が『TGC』でも活躍 ファッション業界から求められる理由

 日向坂46のチームワークの良さはファンには説明不要だろう。一方で、グループの底力を高めるためには個人の成長も必要となる。アイドルとしての撮影の時とモデル業は当然ポージングも求められる表情も異なり、活動する上で、葛藤することもあっただろう。しかし結果、それぞれのメンバーはここまで活動を続けている。負けん気の強さも自然と備わっていったはずだ。この経験は間違いなく、グループの力となっている。

 実際に、キャプテンの佐々木久美は、専属モデル就任を振り返り「私は本当に自分に自信がないので、最初はすごく撮影が怖くて……。ネットとかみんなで一緒に見ちゃうタイプで(笑)」(※1)と語っている。しかしさまざまな葛藤を経て「ポージングが違うことも楽しいと思えるようになってきて、お洋服がそもそも大好きなので、いろいろなお洋服が着られることもうれしいですし、アイドルとは違う新しい一面を見せられるということが喜びに変わって、毎月撮影も発売も楽しみになりました」と考えられるようになったそうだ。

 現状、3期生で専属モデルに就任しているメンバーはいない。しかしグループ1の高身長を誇る高橋未来虹といった可能性を感じさせるメンバーは在籍する。さらに日向坂46は4期生メンバーのオーディション開催が決定した。先輩の背中を見て育った4期生が、いつの日かファッションイベントを賑わせる機会も十分に考えられるだろう。

 なによりグループの活動指針として“ハッピーオーラ”を掲げる彼女たちは、華やかな女性ファッション誌の雰囲気にもマッチしている。引き続き、モデルとしての日向坂46の活躍に注目したい。

※1 https://news.mynavi.jp/article/20200808-sasaki_kumi/2

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