BlooDye、4人で歩んできた濃密で特別な時間 現体制ラストライブに向けて、1stアルバムに込めた集大成を語る
BlooDyeでいられたからこそ気づけたこと
ーーそんな最初の1曲「この地球の何処かで」からアルバム曲まで、BlooDyeとしての歴史を凝縮した内容になっていると。
礒部:まさにそうですね。BlooDyeとして初めてのツアー(2019年12月~2020年1月に開催された『BlooDye 1st TOUR「BlooDyeLine」~Zeppの何処かで染まり初め。~』)をやるために、怒涛のようなレコーディングをしてできた曲たちで、まだ活動歴は浅いのにこれだけの曲数があるというのは、本当にすごいことだなと改めて感じます。
櫻井:なので、BlooDyeのことがなんでもわかるアルバムです。
ーーしかも、付属DVDには2021年8月22日に配信されたオンラインライブ『BlooDye FUTURE WINGS 2021 PROLOGUE@Zepp Tokyo』の模様も収録されていますし、耳でも目でもBlooDyeを感じることができそうです。
礒部:もともとZepp Tokyoでのライブは有観客でやる予定だったんですけど、延期になってしまって。延期になった公演を実現させるぞという強い気持ちではいるんですけど、その前にBlooDyeを応援してくださっている方に「ここに立っていたんだよ」という景色を映像で追体験してもらいたいんです。特に2人は、加入してからなかなかパフォーマンスする機会がなくてですね。
一岡:4人でのパフォーマンスはオンラインイベントだけなので、早くファンのみんなの前で直接パフォーマンスしたくて。その前に、一緒にライブハウスで楽しんでいる気分になれるDVDになっているんじゃないかと思います。
ーーライブの前に、まずはアルバムを聴いてライブの予習をしてもらい、DVDを観てライブの雰囲気を確認してもらおうと。
櫻井:そうです。これを観て、聴いてもらえたら、BlooDyeのことを全部知ってもらえるので!
一岡:おうち時間のお供にしてほしいですね。
礒部:特にDVDには、私たちのインタビューも入っていて。この活動に対するメンバーのパーソナルな部分をインタビューしてもらったので、こちらもぜひ観てもらいたいです。
ーーBlooDyeの現メンバーでの活動は、このアルバムと来たるラストライブをもって終了となります。これまでの活動を通してどんな刺激や糧を得ることができましたか?
櫻井:私は活動期間こそ長くはなかったんですけど、いろんな面で勉強になったことがたくさんあって。パフォーマンス面でいうと、まずこんなに上手な歌を近くで聴けたことが本当に大きいんです。自分が所属するグループですけど、アーティストって本当にすごいんだなと日々実感しています。私自身、アイドルとしての活動を経て、BlooDyeで初めてアーティスト活動を経験したので、仕事と向き合う姿勢だとか、本当に価値観がガラッと変わりました。今まで真面目に向き合ってやってきたつもりだったことも、BlooDyeに入ってからは「もっとこうやるべきだったんだ」と細かいところまで学べたのが、すごく有難かったなと思います。
一岡:現メンバーのお披露目が2021年の2月でしたけど、そこからすごく濃密な時間でした。コロナ禍もあって、そこまで頻繁に活動できたわけではないんですけど、それでも体感としてはすごく長く感じられて、「あれもこれも全部昔のことだったんじゃないかな?」と思えるぐらい、内容の濃い半年間を過ごさせていただいているなって。先輩方が歌に対して取り組む姿勢だったり、勉強になったこともたくさんありました。私と櫻井は追加メンバーとして加入した身なので、もともとあるBlooDyeを壊したらいけないと思っていましたし、だからこそこれまでのBlooDyeを吸収して、さらに良いBlooDyeにするためにはどうすればいいのか、ということを模索する期間でもあったんですけど、応援してくださるファンの皆様も温かくて、ひとりの人間としても、アーティストとしても、そしてBlooDyeのメンバーとしてもすごく成長できた期間だと思うんです。その活動の集大成となるアルバムも発売されて、そのあとには延期となっているライブもあるので、自分もこのアルバムをたくさん聴いて、ライブ映像を客観視して、お客さんの立場になってさらに試行錯誤しながら、より良いパフォーマンスをお届けしたいです。
礒部:私はまずツインボーカルという編成が初めてで、なおかつBlooDyeを結成した当初はかなこちゃんともほぼ初めましての状態だったんです。でも、2人で歌うことの強みや、相手の歌声に寄り添うことの大切さ、2人で音楽に寄り添うことの素晴らしさを知ることができて。別のアニメ作品でボーカルユニットをやっているんですけど、BlooDyeでかなこちゃんと歌っていたからこそ相手の声をより意識するようになったし、相手の歌声と交わせることに対する意識が上がったんじゃないかな。そういった意味では、今後の私の活動にも大きな影響を与えたのかなと思っています。そして、かなこちゃん自身もすごくリーダー性があるというか……かなこちゃん、普段はすごく可愛らしい女の子なんですよ(笑)。
一岡:うん。
櫻井:可愛いですよね。
礒部:でも、BlooDyeのリーダーを背負うことを決めてから、かなこちゃん自身が背中を見せ続けて、そこに影響されることがすごく増えたんです。場数もたくさん踏んでいる先輩ですし、そこについて行こうと思う気持ちがみんなにあったから、BlooDyeとして前進していく姿勢が途切れなかったのかな。アーティストとしてどう振舞うべきか、どういうユニットを作っていくかというやり方を見せてもらった感じなので、それが一番刺激的だったかなと思います。
ーーそうやって背中で何かを示し続けることって、決して楽なことではないですよね。
礒部:本当にそう思います。そういう人自体、周りにあまりいませんし。かつ、かなこちゃんは良いことは素直に褒めてくれて、「これは違うでしょ?」と感じることや人があまり言いたがらないようなことも、ちゃんと注意したりアドバイスしてくれる。ただ叱るんじゃなくて、プラスの意味で助言をしてくれるので、すごく心強い存在ですし、そういった人と出会えたこと自体が特別な刺激だったと思います。
■リリース情報
BlooDye 1st ALBUM
『Future Wings』(LDH Records)
2021年9月29日(水)リリース 配信はこちら
メンバージャケット【CD+DVD盤】
価格:4,000円(税抜)4,400円(税込)
品番:XNLD-10102/B
ケイゴイノウエ・イラストジャケット【CD盤】
価格:2,500円(税抜)2,750円(税込)
品番:XNLD-10103
〈CD〉
1. Terrestrial paradise
2. Where you are feat. LITTLE (KICK THE CAN CREW)
3. BlooDye Rock’n Roll, Broken Generation
4. ever dream
5. protect you
6. LOVE or DIE
7. Hug me Hug you
8. 恋しちゃおう!
9. Snowy day
10. 待ってないよ
11. Forever
12. この地球の何処かで (MV INTRO ver.)
13. ツバサ
全13曲収録
〈DVD〉
ONLINE LIVE「BlooDye FUTURE WINGS 2021 PROLOGUE @ Zepp Tokyo」
LIVE映像+SPECIALインタビュー収録
■ライブ情報
BlooDye FINAL LIVE 「FUTURE WINGS」
2022年3月18日(金)
<会場>
SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
(URL : https://www.pleasure-pleasure.jp)
住所 : 東京都渋谷区道玄坂2-29-5 渋谷プライム6F
<時間>
開場18:30 / 開演19:00
<チケット>
前売 7,000円(税込) / 当日 8,000円(税込)
★全席指定
※ドリンク代が別途かかります。
※3歳以上はチケットが必要です。
※1会計4枚までの購入とさせて頂きます。
◆ WEB予約 ローソンチケット
購入ページ直リンク用URL
https://l-tike.com/search/?lcd=74396
※Lコード 「74396」 (全会場共通)
◆ 店頭購入 ローソン・ミニストップ店内「Loppi」
主催 : LDH Records
制作 : azure inc.
協力 : AMUSE INC. / DICE Inc.
【Twitter】
https://twitter.com/bloodyeofficial
【Official Youtube チャンネル】
https://www.youtube.com/channel/UCF6d54HgQD2DPPWP6RmHQ1A/featured