TAEIL(NCT)、ソロ曲ならではの爽やかで王道なポップソング 『二十五、二十一』OSTがバイラルチャート絶好調

参照:https://spotifycharts.com/viral/jp/weekly/latest

 Spotifyの「バイラルトップ50(日本)」は、最もストリーミング再生された曲をランク付けした「Spotify Top 50チャート」とは異なり、純粋にファンが聴いて共感共有した音楽のデータを示す指標を元に作られたプレイリスト。同チャートを1週間分集計した数値の今週分(3月10日公開:3月3日~3月9日集計分)のTOP10は以下の通り。

1位:TAEIL「Starlight」
2位:早稻叽(はやいねちー)「热爱105°C的你(熱愛105℃の君へ)」
3位:レミオロメン「3月9日」
4位:OHAYO「GAL (feat. Shake Pepper & Yvngboi P)」
5位:OHAYO「GAL (feat. Shake Pepper & Yvngboi P) [Mixed]」
6位:O.A.KLAY「Cinema (feat. Memento Mori & 武蔵)」
7位:sino R fine「Crazy for you」
8位:Lizabet「Another Day Goes By」
9位:NEEDY GIRL OVERDOSE, KOTOKO, Aiobahn「INTERNET OVERDOSE」
10位:Em Beihold「Numb Little Bug」

 流れる季節の真ん中で、ふと日の長さを感じるこの頃。ようやく春めいてきた3月2週目のSpotifyウィークリーバイラルチャートの動向を見ていこう。トップ3のラインナップは、すべて入れ替わる混戦状態。先週3位のZOT on the WAVE, Fuji Taito「Crayon」は、13位へ、先週2位のOHAYO「GAL (feat. Shake Pepper & Yvngboi P) [Mixed]」は5位へ、先週首位のwinD「かわいい」は、チャート圏外へと軒並みランクを落としている。

 一方で、いまや卒業シーズンの定番楽曲になっているレミオロメン「3月9日」が3位にチャートイン。2004年3月9日リリースのこの楽曲、18年の時を越えて今でも歌い継がれていることがよくわかる結果ではないだろうか。また、中国の動画サイト「bilibili」を中心に活動をしているVTuber 早稻叽(はやいねちー)による「热爱105°C的你(熱愛105℃の君へ)」が先週7位から大きくランクアップし、2位を獲得。2月中旬より徐々にランクアップしながら、とうとう念願のトップ3圏内に食い込んできた。

 そして、今週の首位は、初登場のTAEIL(テイル)による「Starlight」。韓国のtvNで放送され、Netflixでも配信が開始されているドラマ『二十五、二十一』の最初のOST(Original Sound Track)に位置づけられる本楽曲。OSTとは、単なる「サントラ」「挿入歌」の域を超え、ドラマと合わせて楽しむメインコンテンツとして制作された楽曲で、Spotifyウィークリーバイラルチャートではこれまでにもミステリードラマ『智異山』のOST、JIN「Yours」や、恋愛ドラマ『わかっていても』のOST、J.UNA「Butterfly」、KIMMUSEUM「We’re Already」が上位にランクインするなど、近年ひとつのトレンドになっている。

『二十五、二十一』予告編 - Netflix

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