新内眞衣、生田絵梨花……乃木坂46LLC移籍組と残留組の違いは? 卒業メンバーが新天地を選択する背景
2月10日に乃木坂46を卒業した新内眞衣。そして17日、所属していた乃木坂46合同会社からセント・フォースへの事務所移籍が発表された。
新内は2013年、乃木坂46の2期生としてグループに加入。翌年3月に正規メンバーへと昇格し、以降はグループの中心として活躍。2016年3月から2019年3月までの3年間『乃木坂46 新内眞衣のオールナイトニッポン0(ZERO)』、2019年4月から2022年2月の約3年間 『乃木坂46のオールナイトニッポン』(ともにニッポン放送)でパーソナリティもつとめた。一方で、2014年から2018年までニッポン放送の関連会社に勤務するなど、「OL兼任アイドル」としても話題に。卒業前の2022年1月22日に30歳の誕生日を迎え、乃木坂46としては初の30代メンバーにもなった。
事務所移籍で明確になった、新内眞衣の目標
そんな新内が新たに籍を置いているセント・フォースは、女性でフリーのアナウンサー、キャスター、リポーターが数多く所属する芸能事務所。『めざましテレビ』(フジテレビ系)などで知られる皆藤愛子、バラエティ番組でも活躍する岡副麻希や鷲見玲奈、2019年上半期のタレント番組出演本数ランキング女性部門で1位となった新井恵理那ほか、オリンピックにも出演した元バドミントン選手・潮田玲子も在籍。元SKE48の柴田阿弥、元SDN48の近藤さや香といったアイドル経験者も名を連ねている。
新内は移籍時の公式コメントでも「伝えるお仕事をしていきたい」と語っていることから、今後はキャスター、リポーターとしての道を歩んでいくことになりそうだ。夢を後押ししたのは、ラジオでパーソナリティを担当した経験が大きかったのではないだろうか。そういった点も踏まえると、セント・フォースを在籍先に選んだのは新内の明確な意志を感じさせる。
ちなみに乃木坂46合同会社には、グループ卒業後も引き続き同社に所属している元メンバーが大勢いる。映画『孤狼の血 LEVEL2』(2021年)での好演が評価されて第45回日本アカデミー賞優秀助演女優賞・新人俳優賞に選ばれた西野七瀬、『シノノメ色の週末』(2021年)で映画初主演をつとめた桜井玲香、映画、ドラマ、CM、バラエティ番組などに引っ張りだこの白石麻衣らが活躍中だ。
卒業後も乃木坂46合同会社に在籍すれば、各方面で充実した活動を送ることができる。それでも別事務所への移籍を選ぶのは、新内のように自分が目指す方向性がより具体的にあるからではないか。