なにわ男子、SNSから垣間見える“ここだけの素顔” 7人で過ごす時間に育まれる家族のような関係性

 西畑が運転する車中、後部座席に座る道枝駿佑が西畑の運転をベタ褒め。「やっぱ大吾くんしか勝たんやし!」と道枝の言葉に頬が緩んだ西畑。しかし、実は道枝の隣に座る藤原が指示していたようで、道枝が事情を明かすと仕掛け人の藤原は爆笑。続いて牛タン串の食レポを促す藤原。上タンならぬ“丈タン”と舌を出すギャグを繰り出すと、吹き出しそうになった道枝。なんでもない一コマだが、まるで実の兄弟のようなやりとりだった。

 2列目に座るのは大橋、高橋、長尾の3人。牛タン串にテンションが上がったようで、「タンタン♪」と歌い出す大橋。富士急ハイランドが近づけば、おしくらまんじゅうのようにワイワイ騒ぐ大橋と長尾。間に挟まれた高橋が2人を静止し「いい子にしとき」と言い聞かせる一幕も。もはや“おかん”である。

 一方、助手席に座る大西流星は、サービスエリアで朝ご飯を調達しようと提案したり、カメラに向かって牛タン串を美味しそうに頬張ったり。富士急ハイランドが見えてくるとすかさずスマホのカメラを回すなど、旅の進行役から記録係と助手席にぴったりの動きを見せた。1台のワゴン車で繰り広げられる自由な会話とわちゃわちゃ、場面ごとにごく自然な流れで役割分担がなされているのも、普段のメンバーの姿を見ているようで面白い。ステージではキラキラとしたアイドル、旅に出ればどこか大家族のような雰囲気がある。

 シングル『初心LOVE』が初週売り上げ70万枚超えを記録したのに続き、TikTokでは楽曲総再生回数が5億回を突破、国内アーティスト最速記録を達成するなど、従来のCDセールスに加えてSNSでも記録を樹立する彼ら。結成から4年目に突入し、デビューを経てメンバー以外との仕事も増えていくなかで、よりグループとしての濃い付き合いがYouTubeで見られるのではないだろうか。これからグループ/ソロともに多忙になるだろうが、今後もこんな風に7人だけで過ごす時間を見せてほしい。

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