日向坂46、ラジオ人気の理由は親近感にある? 加藤史帆、佐々木美玲、松田好花らパーソナリティとしての活躍

 松田好花は、以前から日向坂46の中でもラジオ好きを公言。『オードリーのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)のリトルトゥース(リスナーの呼称)でもあり、密かにハガキ職人として番組にメールを送るほどのヘビーリスナーだ。そんな松田は、昨年10月2日から『日向坂46松田好花の日向坂高校放送部』がスタートし、ファンの間でも毎回が神回と話題だ。

 松田が30分喋り倒すという内容なのだが、真面目な性格でラジオに詳しいからこそ、当初はペースを掴みきれていない印象もあった。だが、そこは日向坂46でも努力家の松田。今ではトークが見違えるほど成長し、「やっほっす~! 」という締めの言葉を武器に、30分のうち20分をオープニングトークに当てることも。『ANN』のストロングスタイルを継承するような、王道のラジオ番組らしいパーソナリティぶりを見せている。番組のコンセプトである校内放送のように、親近感のある松田のトークを聴くことができる。過去には「ビデオリサーチ首都圏ラジオ聴取率調査」にて全局中同時間帯 単独首位を獲得し、公開収録も発表されるなど、松田はラジオスターへの道を着々と歩んでいる。

 そのほか、『ベルク presents 日向坂46の余計な事までやりましょう』(TOKYO FM)の金村美玖、丹生明里、渡邉美穂の埼玉3人組や、『アッパレやってまーす!~木曜日です~』(MBSラジオ)の齊藤京子なども、ラジオでしか味わえない個性あふれるトークを展開、そこから新たなキャラを確立している。日向坂46メンバーが持つ、明るく何事も全力で挑む姿勢と親近感、『ひなあい』で学んできたトークやバラエティ対応力は、メンバー個人の素の魅力が堪能できるラジオとの相性が抜群に良い。だからこそ、どの番組も自然と笑顔になれるのだろう。

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