乃木坂46 齋藤飛鳥、櫻坂46 田村保乃、日向坂46 加藤史帆……年女=3坂道の黄金期、2022年活躍への期待

 昨年末の『NHK紅白歌合戦』も乃木坂46、櫻坂46、日向坂46の3坂道揃い踏みで、櫻坂46「流れ弾」のセンターが田村保乃、日向坂46「君しか勝たん」のセンターが加藤史帆、そして乃木坂46「きっかけ」にて生田絵梨花の卒業に花を添えた齋藤飛鳥など、グループを牽引しているメンバーには皆1998年生まれの寅年で年女という共通点がある。人気・実力ともに申し分のない、まさに3坂道の黄金期とも言える年女たちを紹介する。

 2021年に10周年を迎え、一つの区切りとなるベストアルバム『Time flies』を発売した乃木坂46。昨年は松村沙友理、高山一実、生田絵梨花らが卒業し、残る1期生メンバー5人の中で98年組は、齋藤飛鳥、樋口日奈、和田まあや、卒業を発表している星野みなみの4人だ。グループの主柱と言える齋藤は、世代交代が進む中、一昨年は配信シングル「Route 246」でセンターを務め、『映像研には手を出すな!』で主演を務めるなど女優としても活躍。2021年は後輩を支え、卒業生を見守ってきた印象の1年だった。ただ、Instagramの開設や2021年10月から『ハマスカ放送部』(テレビ朝日系)のMCを担当、2022年2月9日にリリースするMONDO GROSSOのアルバム『BIG WORLD』にボーカリストとして参加することが発表されるなど、個人での活動が活発となっている。1期生の卒業が相次いでいる中、2022年は齋藤がどんなアクションを起こすのか、注目の年となるだろう。

 3期生の佐藤楓も98年組。穏やかでおっとりしているお姉さんキャラの佐藤は、アイドル界では珍しい駅伝マニアとして駅伝関連の仕事に多く呼ばれ、『オールスター感謝祭’21春』(TBS系)の「ミニマラソン」では女性芸能人ランナー1位に輝く。昨年末の『SASUKE』(TBS系)にアイドル代表の一人として出場するなど乃木坂46の体育会系キャラとして浸透した。また『乃木坂46 佐藤楓の公式でんちゃんねる』(東海ラジオ)のMCも担当するなど活動の幅を広げ、昨年はアンダーメンバーだったものの、『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)、『CDTV ライブ! ライブ!』(TBS系)、『2021 FNS歌謡祭』(フジテレビ系)などでの代打出演が多く、グループの一員としても活躍した。シングル選抜入りにも期待がかかる今年は、さらなる飛躍に期待したい。

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