IVE、実力派ガールズグループがバイラル好調 エレガントな個性で新たなグローバルヒットの代表となるか

参照:https://spotifycharts.com/viral/jp/weekly/latest

1位:二代目米川敏子「春の海」
2位:Carolina Gaitán – La Gaita, Mauro Castillo, Adassa, Rhenzy Feliz, Diane Guerrero, Stephanie Beatriz, Encanto – Cast「We Don’t Talk About Bruno」
3位:King Gnu「一途」
4位:IVE「ELEVEN」
5位:ヘッドフォンの中の世界「僕の生きがい」
6位:宮城喜代子, 二世青木鈴慕「春の海」
7位:音莉飴「陽キャJKに憧れる陰キャJKの歌」
8位:Xamã, Gustah, Neo Beats「Malvadão 3」
9位:Muni Long「Hrs and Hrs」
10位:まつむら かなう「最上級の大正解」

 K-POPの新星が登場した。今回は、先週バイラルチャートで1位を獲得し、今週も4位をキープしているIVE「ELEVEN」を取り上げる。

 IVEについて触れる前に、今週のチャートを説いてみたい。目立つのは1位と6位にランクインしている「春の海」だ。10位内に同じ曲が2曲ランクインするなど、滅多にないことだが、この曲は日本のお正月をイメージする代表曲のひとつで、年初のバイラルチャートにも毎年ランクインしてきている。2021年1月7日付のウィークリーチャートでも7位を記録しているが、気分やシチュエーションで聴く曲を選べるサブスクリプション音楽配信サービスという性質を鑑みた場合、昨年と比べてより多くの人が久しぶりに帰省し、日本らしいお正月気分を味わえたのかもしれない。このように、人々の行動パターンとその変化まで推測できるチャートは他にないと思う。バイラルチャートは、それだけ実生活にリンクしたチャートなのである。

 さて、IVEである。彼女たちは韓国発の6人組で、IZ*ONEの活動を通して人気を得たメンバーであるウォニョンとユジン、日本人のレイも所属するガールズグループ。ここ数年、オーディション番組などを通して、デビューと同時に人気を博すグループも多いが、そのメインとなっていたのが、メンバー個々の成長がストーリーとなる“成長型”である。しかし、IVEは“完成型”という看板を掲げてデビューした。“完成型”とは、すごく簡単に言ってしまえば、グループ内に歌やダンスの素人がいないということ。しっかりレッスンを受けた後にデビューしているのである。ここ数年でK-POP市場が一気に拡大され、BTSなどを筆頭にグローバルな消費層が生まれ、ファンが求める基準が高まった結果だろう。ある意味、今後の市場のニーズを捉えたグループとして、IVEがデビューしたのだ。



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