Snow Man、怒涛の2021年 グループでもソロでもマルチな大活躍を見せた1年を振り返る

 2021年、飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍を見せたSnow Man。彼らの姿を目にしない日はないのではないかと思うほどで、まさに八面六臂といったところだ。今年も終わりを迎えつつある今、Snow Manの1年を振り返ってみたい。

 思い返せば2021年1月から、彼らはテレビや雑誌など様々な媒体に出ずっぱりだった。それは1月3日、4日に放送されたスペシャルドラマ『教場Ⅱ』(フジテレビ系)にメンバーの目黒蓮が出演したことが始まりだ。同作でトレードマークのテクノカットをバッサリ短髪にしたことや、目黒の演技に注目が集まったのは記憶に新しい。音楽活動も精力的で、1月20日には3rdシングル『Grandeur』をリリース。初週売上80.2万枚を記録し、「オリコン週間シングルランキング」で1位を獲得した。さらに、7月13日にはデビューから同作までの3作品すべてがミリオンを達成するという快挙も成し遂げている。

 2月4日には『WEIBO Account Festival in Tokyo 2020』のレッドカーペットに9人揃って登場。中国語でのスピーチを披露し、ワールドワイドに活躍する近い将来を予感させた。また、2月28日開催の『第32回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2021 SPRING/SUMMER』にはラウールが登場。時流に沿った「ジェンダーレス」をテーマに、モデルとしても世界で通用するのではと思わせるような美しい姿を見せた。さらにラウールは9月4日開催の『第33回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2021 AUTUMN/WINTER』にも登場。ここでも神秘的とも言えるパフォーマンスを披露し、大きな話題になっていた。

 Snow Manといえば、ジャニーズJr.時代から多くの舞台に出演している。2021年4月8日には彼らの真骨頂とも言える『滝沢歌舞伎ZERO 2021』を2年ぶりに上演。また、同公演で披露されたジャニーズJr.内グループ、IMPACTorsの「Wildfire」の振り付けを岩本照が手掛け、プラスαの見どころも仕掛けている。時期を同じくして、2020年に公開された映画『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』のDVD/Blu-rayもリリース。初登場1位を獲得し、彼らの人気は不動のものへとなっていったのではないだろうか。

 その人気はジャニーズファンだけにとどまらず、4月以降目黒が「ヴィートメン」、目黒と阿部亮平が「三ツ矢サイダー」、ラウールと渡辺翔太が「モスバーガー」のCMに出演。バラエティ、ドラマ、CM、雑誌などマルチに活躍するポジションが揺るぎないものへなっていった。ちなみに、6月23日発売の雑誌『CanCam』特別版ではラウールが20年ぶりに男性単独表紙を務めるという快挙も。前回が滝沢秀明氏という不思議な縁も見せていた。

 こうして上半期だけでも多くの活躍を見せ、記録を樹立してきたSnow Man。『オリコン上半期ランキング2021』のアーティスト別セールス部門トータルランキングで1位を獲得したこともそのうちの一つだろう。そして、下半期も彼らの活躍は止まらない。

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