JO1 白岩瑠姫、5thシングルセンターは必然? 日に日に増すグループ内での存在感

日に日に増すグループ内での存在感

 もちろん、冬曲=白岩のイメージだから、というだけでセンターに抜擢されたわけではない。デビュー後にめきめきと個性を発揮できるようになるのも大きな要因のひとつだろう。

 白岩の魅力のひとつと言えば、高いカリスマ性だ。練習生のころから“王子”と称されてきたが、ステージに立ったときのきらめきは際立ったものがある。これもまた自分の魅せ方を知っているからこそと言える。いかに自分を輝かせられるか。ファンファーストに考え、ファンがどのような自分を求めてくれているか、どう伝えればいいのか。その手段を多く知っているのが白岩のように思う。そんなもともと持っていた才能がJO1としてデビューすることで自信となり、少しずつ余裕が生まれ、パフォーマンスに幅が持たせられるようになっている。

 そんな圧倒的な“王子力”を持っているだけではなく、トーク力も高く、話し出すとその場の空気をかっさらっていくことも。そのギャップが親しみやすさにもなり、観ている側の安心感にもつながる。プロモーションを行っていく中で、この力は重要になってくるはずだ。

新しい季節の始まりに?

 今回のシングルについて、公式サイトでは「予期せぬ局面、直面した苦難を乗り越え僕らはさらに成長する」というコピーが掲載されている。来年の3月でデビュー2周年を迎えるJO1。この時勢の中、デビューしてからの彼らには多くの困難があっただろう。それでも、乗り越えて前に進んでいく。冬を越えて春が来る。そんな新しいJO1の季節を呼び込む始まりの曲になるのかもしれない。

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