リル・ナズ・Xが奮闘するもザ・キッド・ラロイが首位キープ　グローバルチャートの動向を追う

　オリヴィア・ロドリゴとドレイクはどちらもポイントダウンしており、オリヴィア・ロドリゴの失恋ソング「Good 4 U」が11位、ドレイクの「Way 2 Sexy」が12位、「Fair Trade」が14位となっている。しかしビルボードアルバムチャートでは、ドレイクの新アルバム『Certified Lover Boy』が3週連続で1位を獲得しており、リル・ナズ・Xの『Montero』の1位デビューを防いだ形になる。

　また今週大幅にアップしたのは、32位から17位にランクアップしたオリバー・ツリーの「Life Goes On」。アルバム『Ugly is Beautiful』のデラックスバージョン『Ugly Is Beautiful: Shorter, Thicker & Uglier』に収録されている。一時期引退するという噂もあったが、彼は2ndアルバム『Cowboy Tears』をリリースすると2021年の2月に発表している。

　今週もザ・キッド・ラロイのモンスターヒット「Stay」が首位をキープしたが、来週は新アルバム効果でリル・ナズ・Xが1位に輝くことになるか？　それともザ・キッド・ラロイが1位の座を守るか？　週間の再生数は「Stay」が6100万回、「Industry Baby」が5300万回となっているため、「Stay」が来週も首位キープする可能性が高いだろう。

（※1）https://www.welcometomontero.com/babyregistry/
（※2）https://hiphopdna.jp/news/15787
（※3）https://www.undertheradarmag.com/news/glass_animals_share_new_song_heat_waves_via_a_video_filmed_by_frontman_dave