Snow Man、SNS上での影響力拡大の背景 Twitter、Weibo、YouTubeを活用したプロモーション力を検証

Snow Man
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 Snow Manが9月29日に発売する1stアルバム『Snow Mania S1』のリリースに向けて、精力的な活動を見せている。彼らの活動を見ていると、楽曲リリースはもちろん、バラエティ、ドラマ、映画と非常にマルチであることがわかる。ジャニーズグループの王道的な活動方法と言える一方で、いち早くSNSを活用してきたことは彼らならでは。実際、Twitter Japanが発表した2021年上半期のハッシュタグトップ10の第5位に「#snowman」がランクイン。多くの人がTwitterでSnow Manを話題に上げている証拠である。

 しかも、Snow ManはただSNSを使っているのではなく、種類によって巧みに使い分けている。例えばTwitter。Snow Manはグループの公式アカウントこそ無いが、楽曲/作品の公式アカウント(現在は『Snow Mania S1』アカウント)が存在する。投稿内容を見て気づくのは、ハッシュタグを使ったPRがうまいということ。例えば楽曲アカウントは4thシングル『HELLO HELLO』リリース時に「#スノハロ」、「#スノハロダンス」を使った投稿を頻繁にしたことで、急速にこれらのハッシュタグが広まっていった。TikTokなどにもこのハッシュタグが広まり、多くのダンス動画が投稿されたことで、一大ムーブメントとなっていた。

 また、Snow Manの冠番組サイドによる『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系)アカウント、『Snow Manの素のまんま』(文化放送)も存在し、こちらもTwitterを上手に運用している印象だ。『それSnow Manにやらせて下さい』アカウントは「#それスノあるばむ」というハッシュタグを作り出し、番組の裏側で見せたメンバーの素顔の写真を投稿している。これまで以上に裏側が見られるため親近感も感じやすく、毎回楽しそうな表情のメンバーたちを見ていると番組も見てみようという気持ちになってくる。更新することでファンをキャッチしやすく逃しづらい、拡散力が高く多くの人の目に触れやすい、というTwitterの特徴を上手く活かしているのではないだろうか。

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