『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』から誕生したINI 佐野雄大 未経験からメンバー入りしてみせた類稀なるポテンシャル

INI 佐野雄大のポテンシャルと愛嬌

 こうして、パフォーマンス面で大きな成長を遂げてきた佐野。とはいえまだまだ伸びしろは大きい。しかもそれに加えて、「愛嬌」という武器も持っている。彼を言い表すのに「愛嬌がある」というほどぴったりな言葉は無いのではないだろうか。それほどまでに、彼の笑顔は天下一品だ。パフォーマンス中、満面の笑みを見せてくれることが多いが、「上手い、下手は関係ない。本人が楽しそうならそれでいい」と思えてくる笑顔なのだ。その証拠に「Let Me Fly ~その未来へ~」の推しカメラは81万回再生突破と、練習生の中でもトップクラスの再生数を誇っている。

Let Me Fly ~その未来へ~ [PRODUCE 101 JAPAN SEASON2]

 さらに、誰かに褒められた時に喜びが全面に出るのも佐野ならでは。グループバトル時、名指しで厳しく指摘をしていたKENZOから、練習を重ねたことで「雄大びっくりした、努力してんな」と声を掛けられた時もそうだ。「ありがとうございます!」と全身から「嬉しい」という感情がにじみ出てることがわかるほど喜びをあらわにしていた。

 そんな愛され癒やしキャラの佐野だが、名前のごとく雄々しさを感じることも。「[箱の中身は何だろな?]DANCEチーム『OH-EH-OH』の挑戦!」でためらうことなく箱に手を入れ、わずか1秒で答えを言い当て30秒のPRタイムをゲットしたり、『はじめまして!僕たちINIです!』(GYAO!)でも「運動神経悪そうと言われると怒ります」など意外にも勝ち気な一面を見せていたり。このギャップも、彼の魅力の一つなのだろう。

[箱の中身は何だろな?]DANCEチーム「OH-EH-OH」の挑戦!

 大きく羽ばたくグループになるために、愛される力は絶対に欠かせない。佐野には愛され担当として、そしてポテンシャルの塊として輝いていってほしい。彼のあの笑顔が、多くの人を虜にすることは間違いないだろう。

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