『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』から誕生したINI 松田迅の”愛され力” 人を惹きつける前向きな優しさと明るさ

 史上最大級のオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』(TBS系/GYAO!)から誕生したグローバルボーイズグループ、INI。7月30日には特別番組『はじめまして!僕たちINIです!』(GYAO!)を配信することも発表され、2021年内のデビューに向けて着々と準備を重ねている。そんなINIの最年少メンバーは、MJこと松田迅。番組で7位に輝き、デビューを勝ち取った松田はどんな人物なのだろうか。番組で見せた姿を中心におさらいしてみたい。

 松田は沖縄県出身、2002年10月30日生まれの18歳。オンタクト能力評価では47位という順位だったが、その後順位をグングン上げ、最終的に7位まで上り詰めたメンバーだ。

 彼がここまで順位を上げた理由は多々あるが、話題になっていたのは「色気」だ。麗しいビジュアルから発せられるパフォーマンスは、18歳とは思えないほど。グループバトルのSHINee「Your Number」やコンセプト評価の「SHADOW (Slip Inside)」などの大人っぽい曲調はもちろん、ポジションバトル時に披露した力強いイメージのJO1「OH-EH-OH」ですら、どことなく色っぽさを感じるから驚きだ。

 こうした確固たる自分の個性を持っているからだろうか。ステージに立ったとき、ひと際目を引く松田。目立つポジションでなくても、視聴者の目を奪う彼にとって「センター」という概念は関係ないのではないとすら思えてくる。例えば、ポジションバトル。松田はサブダンサーというポジションで、センターに居る回数も、番組でカメラに映る回数も、決して多いとは言えなかった。それでも彼に目を奪われた人は少なくなかったはずだ。グループの中で一番多くの票を獲得していたことが、その証拠だろう。

 そんな松田だが、ステージを降りると全く違う一面が見えてくる。とにかく明るく、番組では他チームのパフォーマンス中に立ち上がって盛り上げている様子や、他の練習生たちと楽しそうにじゃれ合っている様子が多々写っていた。7月22日に公式YouTubeチャンネルにアップされた「INIクラス Part2」で登場した色紙にも、ほとんどのメンバーが松田に対して、「明るい」という言葉を寄せていたほどだ。

INI | INIクラス Part2

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