エド・シーランも注目する若手シンガー、メイジー・ピーターズとは何者か? 多彩な声色と表情で魅了する“実力派の新世代”

メイジー・ピーターズ、多彩な声色と表情

 UKの音楽シーンで数年前から注目を集め、2021年さらに注目度が増している女性シンガーソングライターがいる。その名はメイジー・ピーターズ。

 現在21歳の彼女は2021年6月、エド・シーランが主宰するレーベル<Gingerbread Man Records>と契約し、英国内だけでなく、世界各国にその名を知られることとなった。7月2日には、エド・シーラン&スティーヴ・マックとともに制作した新曲「Psycho」をデジタルシングルとしてリリース。跳ねるようなリズムで、軽快なポップチューンとなった本曲のミュージックビデオは、7月2日の公開から約1カ月で250万回再生を突破している。さらにここ日本でも、8月に入って全国各地のFM局でパワープレイが続々と決まっている。北は北海道から南は鹿児島まで、約25ほどのラジオ局で「Psycho」が毎日繰り返しオンエアされており、さらなるヒットにつながる可能性も大きい曲だ。

 今や世界中の音楽ファンが次なる動向を気にするビッグアーティスト=エド・シーラン。ここ数年は音楽制作に対するフットワークの軽さが、彼の新たな魅力になっているように思う。年代、国、性別を問わず、様々なコラボレーションや楽曲提供を行っており、つい最近もBTSとの2度目のコラボレーションとして、スティーブ・マックらとともに「Permission to Dance」の作詞・作曲を手掛け、話題となったのが記憶に新しい。

BTS (방탄소년단) ‘Permission to Dance’ Official MV

 世界の音楽シーンを動かす存在とも言えるエド・シーランのお墨付きゆえに、注目を集めて当然と言えば当然……であるが、メイジー・ピーターズの強みは、今の注目度に負けないポテンシャルを持っていることである。では、そのポテンシャルについて、彼女の簡単なバイオグラフィも交えながら説明しよう。

 イギリスのブライトン出身のメイジーは12歳の頃から曲を書き始め、オリジナル曲をYouTubeにアップし始めた。2017年には<Atlantic UK>と契約。2019年にかけて2枚のEPの他、映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』サウンドトラックなどへの楽曲提供も含め、複数のシングル曲を残している。さらに、2020年には「Sad Girl Summer」「Maybe Don’t (feat. JP Saxe) 」、2021年には「John Hughes Movie」「Funeral (feat. James Bay) 」といった楽曲をデジタルリリースしている。

 Spotifyでメイジー・ピーターズを検索すると、こうした過去曲は軒並み500万回再生を超えている。人気曲にランクインしている中には1000万回以上再生されている楽曲も多く、2021年8月中旬現在、最も再生回数が多い「Worst of You」は驚異の9900万回超えで、1億回再生にも迫る勢いだ。

Worst Of You – Maisie Peters

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