『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』から誕生したINI 松田迅の”愛され力” 人を惹きつける前向きな優しさと明るさ

 さらに、優しさと前向きさも持ち合わせているのが松田の素晴らしいところ。グループバトルで思うように振り入れが進まなかった場面でも、「(自分は)飲み込むスピードが他の経験者より遅い方なので悔しいですし、上手く(振りを)伝えることができないのも悔しい」と語り、懸命にダンスをレクチャーする場面があった。また、彼の優しさと前向きさに注目が集まったのはデビュー評価のパート決めのときだろう。希望のパートが被った場合、上位の練習生が先に入っていた練習生の名前の札をはがしてパートを獲得できるというルールであったが、松田はその時点で21人中14位。パート移動される側になってしまっていたが、松田は申し訳なさそうにしている上位の練習生に向けて「いいよ、いいよ。全然気にしないで。そういう世界だから」、「(移動先のパートと)迷ってたから」、「よっしゃー! ラッパーだ、俺!」と笑顔でフォローをしていたのである。

 明るさと優しさ、前向きさを持つからこそ、周りから好かれている印象の松田。それはトレーナーからも例外ではない。番組でダンストレーナーをしていたKENZOも、デビュー発表時に松田の名前が呼ばれた瞬間大号泣。さらに松田と交わした「僕がデビューしたら、その“バケハ”ください」という約束を守るために当日はバケハを持参していたと話していた。多くの人から好かれるのは、天性の才能ではないだろうか。

PRODUCE 101 JAPAN SEASON2 【松田 迅(Matsuda Jin)】オンタクト能力評価 「10問10答」

 一方で、「10問10答」の動画を見ると非常に真面目な性格であることも伝わり、そのギャップもいい。INIの“愛されマンネ”として、のびのびとパフォーマンスをし、すくすくと育っていってくれることを願ってやまない。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる