BTS JUNG KOOK、JIMIN、Vの“マンネライン” キシリトールCMからも見えた絶妙なバランス

『Butter』
BTS『Butter』

 BTSがロッテ『キシリトール』のキャンペーン、「Smile to Smile Project」の新CMに登場。7月20日より全国にオンエアされ、たくさんの人を笑顔にしている。

 新CM「XYLITOL×BTS」のコンセプトは「Smile!」。大ヒット曲「Butter」に乗せて、アメリカの古き良き一軒家を舞台にしたシットコム(シチュエーションコメディ)風の雰囲気。BTS扮する7人兄弟がキシリトールガムを噛んで笑顔になると、ちょっと幸せになる魔法が使えるという設定だ。

 ロッテの公式YouTubeチャンネルでは、CM映像「Smile Sofa篇」「Smile Flower篇」「Smile Art篇」「Smile Fight篇」「Smile Cleaning篇」の5篇に加えて、CMでは見られないシーンが詰め込まれた約2分にも及ぶ特別編集版「Smile Special Movie」も公開。キシリトールガムを噛んで笑顔になった彼らの魔法で、元気がなくなったお花が復活したり、ちょっとした失敗がアートのきっかけになったり、ケンカする前よりも仲良くなったり、煩わしい部屋の片付けが一瞬で終わったり……いずれもコミカルで可愛く、思わず癒やされる内容になっている。

LOTTE XYLITOL×BTS「Smile Sofa」篇 15秒

 なかでも、ARMY(ファン)から「癒やされる」と話題を呼んでいるのが「Smile Sofa篇」だ。JUNG KOOKが本を読みながら小さなソファに座っていると、JIMINとVがやってくるところから始まる。JIMINの片手には鉄アレイ、Vの耳にはヘッドフォンが装着されており、何もそこでやらなくてもいいように見えるが、2人はそのままJUNG KOOKの隣に座り込み、ソファはぎゅうぎゅうに。

 戸惑いながらも、JUNG KOOKはキシリトールガムをパクリ。キラリーンと笑顔を見せるとソファが大きくなる魔法をかける。すると、広がったソファに今度はJ-HOPE、RM、SUGA、JINが駆け寄り、全員で仲良くガムを食べてにっこりハッピーエンド、という流れだ。

 特にJUNG KOOK、JIMIN、Vのマンネ(末っ子)ラインと呼ばれる3人が、ギュッと固まって座るシーンは、彼らの関係性がよく表れていて微笑ましい。ソファに座る3人を見ているうちに、BTSのリアルバラエティ『Run BTS!』(V LIVE)のEP.127のエンディングを思い出した。

Run BTS! 2021 – EP.127

 EP.126〜127に渡って番組が用意した様々なミッションに挑み、早く終わった順に帰宅できるというゲームをしたBTS。JUNG KOOKは、いち早くクリアしたにも関わらず、ゴールのところでみんなが終わるのを待つのだった。次々に年上メンバーたちがゴールしていくのを見送ると、最終的にJIMINとVがやってきて、ビリを競うことになる。

 最後に残された1人は、ドミノで「BTS」の文字を並べて倒すというミッションが課せられて、さらに帰るのが遅くなるという過酷なルール。にもかかわらず、JIMINとVはジャンケンであいこが繰り返されるたびに「やっぱり僕たち友だちだ!」とテンションが上がる。

 さらに「歌のサビのところで(再びじゃんけんを)しよう」とVが提案すると、手元のスマホで音楽を流し、一緒に歌い出す始末。そんなマイペースな兄2人を見つめるJUNG KOOKの図が、なんとも平和で新CMに繋がるものを感じるのだ。

 結局、Vが負けてドミノに挑むことになるのだが、1人残して帰れないとJIMINとJUNG KOOKも一緒に並べるのを手伝うところもこの3人らしいところ。ギュッと固まりながら小さなテーブルに「BTS」を並べる。JUNG KOOKが「Sから並べたほうがいいですよ」と冷静なアドバイスをするシーンは、ソファを広くすればいいんだとひらめく新CMのJUNG KOOKにも近い。



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