日向坂46 加藤史帆はオードリー若林正恭にとって“都合のいい女”? 熱烈アプローチで止まらぬ若林愛
そして、最近になってネットをざわつかせたのが、「若林のパネル持ち帰り事件」である。たりないふたり解散ライブ『明日のたりないふたり』終演後に倒れ、救急車で搬送された若林は翌日に予定されていた『日向坂で会いましょう』の収録を欠席。春日のみで4本録りを乗り切るという大ピンチに、1本目は加藤がMC席に座ることとなった。隣の席に置かれた若林のパネルへと徐々に近づき肩を組む加藤。メンバーのいるひな壇側に戻った2本目には、若林がいないことを実感し「そろそろ何のために頑張ってんのか分かんなくなってきて……」と本音を漏らす始末。さらに、「日向坂46メッセージ」で明かされた、収録後に若林のパネルを持ち帰ったという事実がネットを中心にして一気に拡散。有料コンテンツ発信の内容であるが、その反響を受けて『日向坂で会いましょう』のテロップでも公式にネタにされるという特殊なケースとなった。スタジオから自宅に持ち帰るまでの羞恥心や労力を考えても、理性がぶっ飛ぶほどに加藤の「ハマりたい」気持ちは上限を超えてきているのだ。
「あの時に若林さんの全てを知った」と語るのは2019年に放送された宮崎ロケでのこと。収録前日に開かれた食事会で加藤は若林の隣を確保。学生時代の恋愛話を聞き、より距離を近づけたという。春日が認めているように、若林は魔性の部分が顔を出す時がある。その象徴とされるのが2019年に放送された『日向坂46のオールナイトニッポンGOLD』(ニッポン放送)でのこと。オードリーから送られたメッセージの最後に若林から「かとし頑張ってください」という一言が入っており、これに加藤は耳を赤くしてガチ照れ。春日の妻「クミさん」を相手にした場合も、このツンデレな性格は随所に感じられ、そうした緩急が「若様」としてファンから支持を受けるポイントなのであろう。
自分は若林の「都合の良い女」だと自称する加藤であるが、メンバーからは「本命の贔屓」との呼び声も高い。これからも若林にハマるべく、加藤の熱烈アピールは続く。
■渡辺彰浩
1988年生まれ。ライター/編集。2017年1月より、リアルサウンド編集部を経て独立。パンが好き。Twitter