SixTONES、“MCの長さ”もライブの見どころに? 時間を忘れさせるトークの面白さ
現在、全国アリーナツアー『on eST』の真っ最中であるSixTONES。先日行われた福岡公演では、MCコーナー中にトークが長いとスタッフから指摘されたようで、公演後のInstagramでスタッフからのメッセージを公開した。「MC長すぎて晩飯これだった」と綴り、海苔を切り抜いた文字で「MCナゲエヨ」と書かれた6つのお弁当画像を披露。ついでに「反省はしません。やり返します」と添えていた。
ライブDVD『TrackONE -IMPACT-』でも、トークが弾んでしまい、照明の一部や彼らのマイクの音声を消されるという場面が登場する。SixTONESも相当ユニークだが、スタッフもスタッフである。両者の攻防戦はまだまだ続きそうだ。
歌にダンスとステージ上でのパフォーマンスはもちろんだが、MCコーナーもSixTONESライブの見どころの一つ。積極的にトークを繰り広げるメンバーもいれば、トークに耳を傾けるメンバーと様々だが、大人しくしていたメンバーが話題を振られるとホームラン級の笑いをもたらすことも。ステージではバチバチにキメている彼らも、MCともなるとそれぞれの素の面が垣間見えたり、予期せぬ方向に進んだりと、片時も油断ならないのがSixTONESのトークだ。
客席ではまだ声が出せないものの、メンバーからの問いかけに手を挙げたりペンライトを振ったりしてコミュニケーションを交わす。言葉で返せないのは残念だが、その不自由さよりも、必死に笑いを堪えたり、心の中で激しくうなずいたり、筆者の中には楽しい記憶ばかりが色濃く残っている。SNSで共有されるライブレポには、会場で聞きたかった……と悔やむほど笑いに溢れるエピソードが多く、ライブDVDに加えて、各公演のMCコーナーを収録したトーク映像をリクエストしたいくらいだ。