I.O.IからWanna One、IZ*ONE、INIまで……『PRODUCE 101』シリーズから誕生したグループの名前に込められた意味
シーズン4ではさらに多くの国と地域の候補生が集まり、番組名も『PRODUCE X 101』に。上位練習生の10人と“X枠”と呼ばれる特別枠の11人で構成されることとなった。
そして誕生したのがX1。番組名のキーワードと「X(=未知数)の練習生が集まってひとつになる」というメッセージから名付けられたという。また、ローマ数字のⅪで「11」や「10+1」を表し、番組のコンセプトも盛り込まれている。
舞台を日本に移して行われた『PRODUCE 101 JAPAN』では、JO1がデビュー。このグループ名には、「『PRODUCE 101 JAPAN』で一緒に夢を目指した練習生たちが1つになって、世界の頂点を目指していく」という意味が込められているという。彼らの華々しい活躍を追って、シーズン2でも新たなグループが誕生したことを考えると、その足取りは着実だ。
こうして様々なグループが誕生している『PRODUCE 101』シリーズ。それぞれのグループに込められた想いの通りどのグループもその101人全員の気持ちを背負い、名前に負けることなく花道を歩んでいった。
INIも、人と繋がるということの意味や難しさを実感しているこの時代に、そのグループ名の通り彼らとファンはもちろん、誰かと誰かをつなぐようなアーティストになっていってくれたらと思う。
※1:https://produce101s2fc.jp/
■フルヤトモコ
1999年生まれの大学生。韓国のカルチャーと洋楽、本、映画など。
東京藝術大学 音楽環境創造科在籍。