JO1 川西拓実、新シングルセンターに抜擢 磨き上げられた“アイドル”としてのセンス

 歌、ダンス、ラップとなんでもこなすオールラウンダーは、可愛さとかっこよさもあわせ持っているのがニクい。「JO1のなかで一番可愛いメンバーは?」の質問には全力の笑顔で「僕です!」と答え、愛嬌ポーズも完璧に披露。萌え袖もするし、メンバーにも甘えるし、女子顔負けの女装を披露したりと、とにかく何をしていても可愛い。度々見せるクシャっとした愛らしい笑顔にやられたJAMも多いはず。先日出演したバラエティ番組『あざとくて何が悪いの?』では、落ち込んでいる新入社員に「ねえ、手出して」と“キャラメルちゃん”を渡すあざと可愛い先輩を好演。しかし川西のすごいところは、番組内で演じていた先輩よりも、いつもの川西のほうが“あざと可愛いな”と思わせたところだ。あの番組に出演して、「もはや普段のほうがあざと可愛くない?」と思わせることができる人はそうそういないと思う。さすが “JO1の姫”だ。かと思えば、パフォーマンスでは一転してクールな表情を魅せ、「La Pa Pa Pam」や「KungChiKiTa」では、頼もしい低音ラップを披露している。そのギャップがまた彼の魅力だ。

JO1|'La Pa Pa Pam' PERFORMANCE VIDEO

 ビジュアル、パフォーマンス力、愛される力。アイドルとして必要な要素を全て持っているのではと思えるほど、川西の魅力は底知れない。もともとのポテンシャルが高いのはもちろんだが、その魅力がどんどん輝きを増しているのは、川西の努力があってこそだ。『PRODUCE 101 JAPAN』でグループ練習の後、ひとりで黙々と練習をしている姿が度々映されていたように、きっと現在も人知れず努力しているのではないだろうかと思う。天性のアイドルであり、アーティストである川西の今後が楽しみで仕方ない。

■紺野真利子
エンタメ系ライター。JO1やジャニーズグループのインタビュー記事を中心に、雑誌『CHEER』『週刊TVガイド』などで執筆。
Twitter(@mariri_901820)

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