SixTONES、スタッフに愛される理由は? タッグ組みたくなる仕事の姿勢

 YouTube動画の編集、ツッコミを入れるテロップ、Instagramの投稿、Twitterで最後に謎の文言を残して消える遊び心ーー。

 時代の流れと共に「心を一つに」「一丸となって」という言葉がそぐわない雰囲気を感じる世の中だが、そう謳わずとも、ごく自然な流れで彼らに心惹かれ、彼らとの仕事を楽しむ様子が伝わってきた。だからこそ秀逸なアイデアが生まれ、人が集まってくるのだろうと想像する。

 何より、求められた要望に応えるだけではなく、仕事に対する冷静かつ前のめりな姿勢、礼儀正しさ、キメるときはキメる……それでいてどこか男子高校生のようなノリを持ち合わせる。誰よりもまずは自分たちが楽しむSixTONES。彼らのポジティブなパワーに、周囲が吸い寄せられるようにして集結しているのではないだろうか。今後どれだけ人気を博してもこれまでのような親近感を保ったまま、アイドル・SixTONESを楽しんでいって欲しい。

■柚月裕実
Web編集者/ライター。企画、担当編集、取材・執筆してます。
日本の男性アイドルの頑張りを見ては涙する30代。
始まりはSMAP中居さん。 KAT-TUN、NEWS中心の事務所担。年中HDDの整理と原稿書きに追われています。

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