SixTONES、スタッフに愛される理由は? タッグ組みたくなる仕事の姿勢
5月1日にグループ結成6周年を迎えたSixTONES。4月30日のカウントダウンを皮切りにスタートしたスペシャル月間。バラエティ番組をはじめ、SNSでも連日に渡る怒涛の展開、それらを通してみえてきたのは共演者、関係スタッフからの愛情だ。
『週間TVガイド』(6月11日号)では、2019年5月にスタートしたSixTONES初の雑誌連載「すとーんずのれんさい SixTONES STYLE」が連載100回を迎えた。真っ赤なバラと、ドレスアップしたスーツ姿の6人で表紙を飾り、本誌では2年分の思い出エピソードを披露したほか、連載スタッフによる証言を基にしたトークも掲載されている。
初めは「荒ぶる若者だったら…」と不安だったとあるが、最後は「礼儀正しい好青年」と結んでいるギャップを感じたエピソードにはじまり、他にも「撮影も全力で楽しんでくれる」「撮影の合間も仲が良い」など、ファンが感じていた様子と違わない言葉が並んだ。
また、編集長はインタビュー原稿を読んで笑っていたとのエピソードも綴られていたが、文字にはならない発信者側の熱量やテンションは、企画に落とし込むことで読者に伝えられ、関わるスタッフが楽しく読んだ記事が面白くないわけがない。記念すべき100回記念の特集は、衣装から企画に至るまでスタッフの熱量が伝わってきた。同週に『NHKウイークリーステラ』(6月11日号)でも表紙を飾ったSixTONES。公式Twitterでは撮影のこぼれ話が明かされていたが、それらを踏まえても一貫して笑いが絶えない現場の様子、スタッフとのコミュニケーション、メンバー間の楽しげな雰囲気が伝わってきた。
5月限定で立ち上げたスタッフTwitter「SixTONES_6thanniv」(現在は削除)では、メンバーによる楽曲の紹介のほか、これまでの作品に携わったイラストレーター、スタイリスト、MVを手掛けた監督、YouTubeなどのスタッフがSixTONESとのエピソードを寄せていた。
そこには、メンバーが企画の提案をしたり、見せ方を相談したり。撮れ高を気にするメンバーの姿、企画に対して自分がどう活かせるかについて考えていたこと、他にもアイデア出しや、ダンス企画で立ち位置の確認を積極的に行ったり……現場でも協力しあうSixTONES。ほかにもアイスを奢ったり、堅い缶の蓋をあけたりと、仕事に向き合う姿勢から日常のクスっと笑えるエピソードまで、いかにスタッフと向き合って進めてきたのかがありありと伝わってきた。
SixTONESのラジオ番組『SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル』(ニッポン放送)でも、田中樹を筆頭にメンバーがスタッフの名前を口にする。番組スタッフのひえおじ、ソニーミュージックのスタッフ(青ソニ、メガネソニ、ニット帽ソニ、黒マスクソニ)も度々名前が挙がり、お目にかかったことはないがリスナーやファンの間では親近感を覚えたという声も随分と目にした。