SixTONES、チームの結束力で生み出すエンタメ 動画やSNSフル活用した怒涛のサプライズ
「音楽を愛してくれたからどんどん広がっていった」ーーMVのメイキングでSixTONESの田中樹が語った。
5月1日にグループ結成6周年を迎えたSixTONES。4月30日にYouTubeチャンネルで行った結成日カウントダウンを皮切りに、YouTubeをはじめTwitter、InstagramとSNSをフルに活用した怒涛の展開がいまなお続いている。
5月11日には4thシングルのカップリング曲「Strawberry Breakfast」のMVに続いて、5月18日には、1stアルバム『1ST』に収録の「Lifetime」のMVが公開と、どちらも表題曲ではない楽曲のMVが制作されるというビッグサプライズ。そして5月25日には『Strawberry Breakfast & Lifetime MV making』と題して、MVのメイキング映像が公開された。
ただでさえ見るところがあるMV。全体はもちろん、メンバー一人ひとりの表情や仕草にフォーカスしたり、手にしたバラ、映り込んだ小物や背景、テーブルに置かれた朝食……映り込んだもの全てを逃したくないと思えるほど、何度観ても飽きないのだが、そこへきてのメイキング映像である。てっきり撮影の合間にカメラを向け、メイキング映像用のコメントが主軸かと思いきや、そこには楽しそうに仕事をするSixTONESの姿が。ソロやペアでの活動が各段に増えた彼らもまた、6人揃った仕事に胸を躍らせているようにもみえた。そして、こうして切り取った映像の端々からはスタッフの愛情も伝わってくる。
一方、強い光が射す教会を舞台にした「Lifetime」。「Strawberry Breakfast」はブラックスーツでドレスアップしていたが、こちらは会場に相応しい白い衣装で統一。がらりと雰囲気を変えた。 曲のラストは〈I’ll hold you down to the end〉(最後まで君を守ってあげるから)と、光に包まれながら丁寧に歌い上げたジェシー。視線は斜め上、遠くをみつめるその表情は優しく頼もしい。
MVを手掛けた監督は、Twitterで「映像内の差し込む光は応援している人たちの存在、そしてSixTONESを祝福する光です」とコメントを寄せたように、映像でもメンバーに「祝福の光に対して……ファンたちの祝福に対してそれをまた受け取って歌でお返しする、そういうミュージックビデオにしたい」とコンセプトを説明。メンバーを照らす光をファンと捉えたストーリー構成を、言葉で受け取ることができて胸がいっぱいになった。