Sexy Zone 菊池風磨、『ジャにのちゃんねる』やアニキ会など引っ張りだこ ジャニーズメンバーからも愛される理由

 『ジャにのちゃんねる』では、チャンネルのタイトルは、電話出演した菊池の案が採用された。タイトルの由来を聞くと納得した一同。字面から伝わる雰囲気、覚えやすいネーミングとクレバーな菊池が顔をのぞかせた。決めるときは決めるのだ。

 「#4 全方位完全無欠男」では、山田涼介の楽屋へ突撃する移動車の中で、少々まじめにスケジュール調整の話をしていたのが、そこへ「中丸くんの顔、めちゃめちゃ光ってますよ」と菊池がツッコミ。直前まで真面目な表情だった二人も、不意打ちのツッコミに笑っていた。

#4 全方位完全無欠男

 山田の楽屋では、突撃という勢いとスピードが求められる慌ただしいなかでも、「おはようございます」、靴を脱いで「失礼します」と挨拶を欠かさない。入室した順番かもしれないが、下座に座り二宮たちの話に耳を傾けるなど、さりげない気遣いがみえた。時には先輩をいじるが嫌な感じがしないのは、ベースにリスペクトがあるがゆえだろう。反対に、“陽キャ”としていじられる場面ではしっかり打ち返す。今後もその構図は見どころの一つとなりそうだ。

 「菊池君、ジャニーズに入って丸13年が経ちました!」ーー4月27日放送の『SexyZoneのQrzone』(『レコメン!』/文化放送)では、ジャニーズ事務所に入所して14年目に突入したと報告。「13年前のね、あの日のこと覚えてますよ」とオーディション会場の様子を伝えた。

 「100人以上いるんですよねJr.がぶわーって、前から後ろまでぎっしり。確信したね、ぜってぇ受かるなって。ぜってぇ受かるだろうって思ってましたもん。でも踊りは踊れなくて笑えてきちゃって、ちょっと笑っちゃってたら、それがステキな笑顔に見えたんだろうね、気づいたら一番前にいて、“丸確”でしたね」。冗談交じりに話していたが、この自信がカッコいい。

 ソロ曲では色気たっぷりの世界観で魅了する一方で、バラエティ番組ではユニークな面を打ち出す菊池。いじりられたり、MC的なポジションでトークを回したり、時には冗談を言ったり。ハラハラドキドキ、感情を揺さぶる刺激的なトークも菊池の魅力であり、愛される理由の一つではないだろうか。

■柚月裕実
Web編集者/ライター。企画、担当編集、取材・執筆してます。
日本の男性アイドルの頑張りを見ては涙する30代。
始まりはSMAP中居さん。 KAT-TUN、NEWS中心の事務所担。年中HDDの整理と原稿書きに追われています。

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