Travis Japan、『ANNP』に出演決定 トークのキーマンは川島如恵留と宮近海斗?
4月19日に放送される『オールナイトニッポン』の特別番組、『オールナイトニッポンPremium』(ニッポン放送)でTravis Japanがパーソナリティを務める。現在Travis Japanは、有観客の単独ツアー『Travis Japan Live tour 2021 IMAGE NATION~全国ツアーしちゃってもいいですかっ!?~』の真っ最中であり、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いでの活躍を見せている。
Travis Japanといえば、パフォーマンス力に注目が集まっているグループで、4月9日放送の『ミュージックステーション 3時間SP』(テレビ朝日系)に単独出演したことは記憶に新しい。だが、今回は彼らのトーク力が評価され、ラジオ番組という舞台に上がることになった。正直、少し前までは彼らのトーク力の評価が特別高かったわけではない。だが、ここ最近、特にジャニーズJr.チャンネルが始まって以降、メキメキと実力が伸びてきている印象だ。インタビューの中でも「(「仕事の上でいま夢中になっていることは?」という質問に対し)トーク力。テレビで芸人さんとかを見ていると、『よくこんな経験に出会えるな』って思うんです。それをちゃんと覚えて表現することは、経験を積めばできるかもしれないけど、おもしろいことに巡り合う運も大事だなって」(宮近海斗)(※1)、「(松倉海斗は)家では千鳥のノブさんの映像を見て勉強しているらしい」(七五三掛龍也)(※2)と話をしており、努力を重ねていることがわかる。実際、昨今のYouTube動画を見ると、一人ひとりの個性を出しながらも、それぞれがバランスが取れていて見やすくなっていることがわかるはずだ。
そんなTravis Japanのトークのキーマンとなっているのは、川島如恵留だろう。進行役を担うことも多く、視聴者にも伝わりやすいように説明をしている姿は、さすが高学歴と唸るほどだ。さらに、メンバーがボケると的確にツッコミを入れるのだが、そのスムーズな返しに頭の回転の速さが見て取れる。2020年に行なわれた『Summer Paradise 2020 俺担ヨシヨシ 自担推し推し 緊急特別魂』でのソロライブについてインタビューで問われると、「タッキーにマジ感謝っすよ!」とフランクに答える松田元太。それに対して川島は「ちょっと彼は日本語が不自由なのですが、他の6人同様、『滝沢社長に感謝しております』って思っています(笑)」と、笑いも入れつつフォローをしている。さらに、「ライブで目につくファンの方の特徴はなんですか?」というファンからの質問には、「うちわを胸の高さで持っている人は顔を確認しやすいです!」という回答をしていた。誰も傷つけず、ファンが自発的にマナーを守ろうと思える回答をするあたりは、お見事である。トークにおいて目立つポジションではないが、機転を利かせられる川島は確実に欠かせない人物と言えるだろう。
一方でセンターを務める宮近も良い役割を担っている。宮近はボケもツッコミもでき、常にグループ全体を俯瞰して見ている印象だ。YouTube動画「【ドッキリコラボ】kemioがやってきた??」でもそうだった。自らkemioに扮して登場するボケをかましつつ、後から七五三掛が登場すると、自然と進行役をし始めている。明るい印象を醸し出しつつも、宮近の人見知りの部分が見えるような話し方も独特で良い。YouTube動画ではお決まりになっている「総評」も、宮近の話すトーンだからあの緩さが際立っているのではないだろうか。
<参照>
(※1)https://nonno.hpplus.jp/article/53182/02/
(※2)https://www.vivi.tv/post157659/