プロダンスリーグ『D.LEAGUE』ROUND.7レポート フレッシュなパフォーマンスで火花散らしたシーズン折り返し

『D.LEAGUE』ROUND.7レポート

 ゆりやんは「すごすぎました。スプレーも一緒に踊っていて、小道具も良かった」と感銘を素直に語り、坂見は「どうせなら自分たちでグラフィティのジャンパーを着たり、半ズボンにハイソックスなどで歴史を全部表現できれば完璧だった」とENTERTAINER JUDGEの高さに苦言を呈しつつ、プエルトリコ風のマニアックなステップも評価。

 その後はSEGA SAMMY LUXが「ネオ東京」をテーマにしたダンスで66点を獲得し、前回までとは違う質感のヒップホップを選曲して挑んだBenefit one MONOLIZ、シーズン後半の巻き返しに意気込むUSEN-NEXT I'moonがともに64点で全てのチームの演技が終了した。

 今回のゲストパフォーマンスにはMABUが登場。「僕も2年くらい前までダンサーとして活動してました」と自身の体験を交えながら、伸び伸びとしたパフォーマンスで熱き戦いに華を添える。

 オーディエンス得点を加え、最終的に勝者となったのはSEPTENI RAPTURES。ディレクターのakihic☆彡は「最高としか言いようがないですね」と笑顔を見せて、リーダーのRIRIKAは「嬉しいです。今日は身の引き締まる、もっと頑張らなきゃいけないなというショウになったので、これからも引き続き勝てるように日々精進していきます」と地に足のついたコメント。総合ランキングでも4位に浮上し、チャンピオンシップ出場枠内へ踏み込んだ。

 ROUND.7の結果は以下の通り(カッコ内:ジャッジ+オーディエンス)。SEPTENI RAPTURES:88点(73+15)、FULLCAST RAISERZ:86.5点(66.5+20)、KOSÉ 8ROCKS:82.5点(67.5+15)、avex ROYALBRATS:81点(63+18)、CyberAgent Legit:80.5点(67.5+13)、SEGA SAMMY LUX:79点(66+13)、USEN-NEXT I'moon:77点(63+14)、Benefit one MONOLIZ:76点(64+12)、KADOKAWA DREAMS:75点(64+11)。

 回を増せば増すほどに新しさを更新していく『D.LEAGUE』。今回もシーズン折り返し初戦とは思えぬフレッシュな力作が火花を散らした。これからはいよいよチャンピオンシップ進出を意識した生き残り合戦が本格化するだろう。果たしてトップを守り続けているavex ROYALBRATSから王座を奪うことはできるのか、追い詰められたチームはどんなナンバーを提示するのか。次戦は4月20日、ますます期待したい。

D.LEAGUE 公式HP

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