ORβIT HEECHOとJUNE、グループの楽曲に必要不可欠な2人 『Enchant』タイトル曲作詞も担当

 2つ目のタイトル曲、「Dionaea」のリリックを手掛けたのはJUNE。「Dionaea」とは、食虫植物のハエトリソウという意味で、アルバムトレーラーにも出てきている植物のこと。ちなみにハエトリソウの花言葉を調べてみると「嘘」、「魔性の愛」と出てくる。もしかすると、ややダークな雰囲気の楽曲になるのかもしれない。そんな楽曲を手掛けたJUNEといえば、ORβITのメインラッパー的ポジションを確立している。『PRODUCE 101 JAPAN』でもラップが評価を得て順位を上げており、番組の中ではラップのリリックも手掛けていた。デビューアルバム『00(オーツー)』のソロ曲「Double 20」も作詞と作曲を手掛け、楽曲制作面でも才能を発揮している。それだけでなく彼の持つ声が特徴的で、パフォーマンスの面では“あの声があるだけで勝ち”と思えてくるほど。滑舌が良く、やや高めの声は一度聴いたら忘れられない。しかも、高速ラップを披露する際も抑揚がきちんとしている故、非常に聞き取りやすい。さらに、JUNEは歌声もいい。彼の公式InstagramにYOONDONGと歌った「Am I wrong」がアップされているので、まだチェックしていない方はぜひ聴いてみてほしい。

 
 
 
 
 
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 まだまだ謎に包まれた部分が多い『Enchant』。リリース日となる21日までまだ日があることがもどかしい。そんな気持ちを押さえつつ、4月のMV公開を心待ちにしたい。

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