円神 中本大賀と草地稜之、ドラマ『江戸モアゼル』『その女、ジルバ』出演で演技に磨き
そして、草地は『その女、ジルバ』(フジテレビ系)にレギュラー出演中。演じるのは、主人公・笛吹新(池脇千鶴)が働く熟女バー「OLD JACK & ROSE」のくじらママ(草笛光子)が大好きな大学生・JUZOだ。決して出番は多くないが、バーでのシーンにはほぼ登場している。くじらママに懐いている“子犬系男子”といった役どころで、いつもニコニコ笑顔を浮かべてJUZOになりきっている。その様子から、草地自身が楽しんで芝居をしているのが伝わってくる。「大ベテランの先輩方に囲まれての撮影なので、最初は『僕だけ浮いている』という違和感しかなかったんですよ」と言っていたが(※2)、別のインタビュー(※3)では「現場での立ち振る舞いも本当に見習うべきところばかりで、草笛さんを身近で見ているだけでとても勉強になります」と語っており、この作品を通して多くのことを学んでいるようだ。実際、「セリフをそのまま言っているだけだと感じてしまって、オンエアを見るたびに『ここにこんな動きを入れたかった、口調ももうちょっと工夫できた』と反省することばかりです」と、日々客観的に自分を振り返っていると語っていた(※4)。第8話では笑顔で思いきり拍手をしているシーンがあり、“子犬系男子”を象徴するかのような可愛らしさが出ていた。普通に拍手をするのとは印象が大きく異なるため、こういったシーンでも彼なりに工夫をしたのではないだろうか。「目標はカメレオン俳優」と言う草地。「実はずっとBLの役やってみたい!と強く願っていたので驚いた反面、高揚感もありました(※5)」と意欲を見せている『絶対BLになる世界 vs 絶対BLになりたくない男』が、カメレオン俳優への第一歩となることを願いたい。
※1:https://news.yahoo.co.jp/byline/nakanishimasao/20210301-00225108/
※2:https://www.fujitv-view.jp/article/post-257662/
※3:https://www.tokai-tv.com/jitterbug/special/09.html
※4:https://www.fujitv-view.jp/article/post-257662/
※5:https://www.oricon.co.jp/news/2185627/full/