JO1からOWV、円神-エンジン-、ORβITまで……『PRODUCE 101 JAPAN』きっかけに誕生したグループの今

 先日、『PRODUCE 101 JAPAN SEASON 2』の制作発表が行われた。同番組で司会進行の役割を果たす“国民プロデューサー代表”は前回と同じくナインティナインの2人が務め、講師陣にはお馴染みの菅井秀憲に加え、青山テルマやKEN THE 390など、現在も第一線で活躍するアーティストが名を連ねた。昨年放送された『PRODUCE 101 JAPAN』は多くの注目を集めたが、出演していた元練習生たちの現在の活躍も、輝かしいものばかりである。本記事では、同番組を機に活躍している主なグループの今について取り上げる。

JO1『The STAR』
JO1『The STAR』

 『PRODUCE 101 JAPAN』でデビューを勝ち取った11人の練習生達によるボーイズグループこそ、今や大人気のJO1である。今年の3月に発売したデビューシングルは、初週売上が30万枚を超えるなど、一気にスターの仲間入りを果たした。JO1の強みは、11人のメンバーで魅せる“群舞”のようなダンスパフォーマンスだ。公式YouTubeチャンネルで公開されているPERFORMANCE VIDEOやPractice Videoでは、メンバー11人の実力が垣間見える。デビュー当初の華々しさも相まって、新人ながら、実力派とカリスマ性が備わった唯一無二のグループとなった。さらに、メンバー全員が日本人で構成される中、K-POPファンにはお馴染みのイベント『KCON』にも出演するなど、日本発のボーイズグループとしての可能性を切り開いている。

JO1|Safety Zone PERFORMANCE VIDEO

 また、メンバー個人の活躍も目立つ。河野純喜はインテリな一面を生かし、『ネプリーグ』(フジテレビ系)などの人気バラエティに単独出演したほか、豆原一成は、『THE 突破ファイル』(日本テレビ系)のドラマパートに出演したことでも話題を集めた。現在では、JO1の冠番組である『JO1スターギャザーTV』がABEMAで配信されるなど、人気と実力を確固たるものにしている。

 OWVは、『PRODUCE 101 JAPAN』に出演していた元練習生4人で構成された次世代ボーイズグループだ。同番組で視聴者にとって印象的な場面を見せてきた本田康祐、中川勝就、浦野秀太、佐野文哉の4人も、OWVとしてデビューを果たした。4人という少人数でありながら、パフォーマンスには定評がある。『第31回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2020 AUTUMN/WINTER ONLINE』でお披露目になった、中毒性があるデビュー曲「UBA UBA」のパフォーマンスは、多くの人々に衝撃を与えたのではないだろうか。メンバー4人の個性を表すかのような各々のカラフルな髪色とビジュアルも、インパクトが大きい。バラエティにも精力的で、GYAO!で全5回に渡り放送されていた配信番組『OWV道(ロード)』で行われたヒット祈願の旅は、かなり過酷な企画だった。一方で、YouTubeでは料理企画に挑戦。パフォーマンスはクールだが、バラエティではカオスな面白さを見せるという、魅力が溢れるグループだ。

OWV - 「UBA UBA」Music Video
OWV初の冠番組!9月8日(火)よる9時配信スタート!【OWV道(ロード)】1話予告

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる