EXILE ATSUSHI、勇退後初のソロ曲に溢れる“優しく寄り添う精神性”

 EXILE ATSUSHIの新曲「KAZE」が2月23日に配信リリースされた。EXILE勇退後初のソロ楽曲となる今作は、石井竜也が作曲、ATSUSHIが作詞を手掛けており、聴く人を優しく包み込むような清々しいポップミュージックとなっている。

EXILE ATSUSHI「KAZE」

 石井竜也×EXILE ATSUSHIという豪華なコラボレーションが生まれたきっかけは、ATSUSHIとAIが発起人である『Musician Aid Japan Project』。新型コロナウイルスの影響により厳しい状況に置かれているミュージシャンを支援するために発足されたもので、一流ミュージシャンがコラボした演奏動画の配信やグッズ販売などを行っている。

 そして、このプロジェクトへ石井が賛同コメントを送ったことで再会した二人により、「『Musician Aid Japan Project』のテーマ曲となるような曲を」と制作されたのが今回の新曲「KAZE」だ。なお、このプロジェクトの公式YouTubeチャンネルでは、楽曲制作のきっかけとなったラジオ番組での会話なども収録したドキュメンタリー風の動画も公開されている。

【EXILE ATSUSHI】EXILE活動卒業後 初のソロ曲「KAZE」ショートVerをMAJP限定公開!【楽曲提供:石井竜也】

 そこはかとなく哀愁を感じられる節回しが“J-POP”というよりは“歌謡曲”と呼びたくなるメロディライン、往年のEXILEよりも一段と懐かしく感じられるポップミュージックのアレンジ。日本人にとっては非常に馴染み深く、いつどんなシチュエーションで聴いても心穏やかになれそうなサウンドだ。さらにそこへATSUSHIの情緒豊かなウィスパーボイスが乗ることで、ひとつの完成された世界観を感じられる。安定感のある美声は今作でも健在で、特に最後のフレーズである〈あの日々蘇るように…〉の高音かつ柔らかな質感で持続するロングトーンは流石の一言。その歌声を何気なく流し聴くだけでも、文字通り心地良い“風”が通り抜けていくかのような、耳と心にやさしい1曲だ。

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