Travis Japan、“ジャニーズ随一のダンス”を武器にさらなる飛躍へ 『RIDE ON TIME』第2弾放送を機に考える昨今の活躍

 そして、新型コロナウイルスの影響で配信公演となってしまったものの、2020年はコンサートも精力的に行なっていた。8月には『Summer Paradise 2020 俺担ヨシヨシ 自担推し推し 緊急特別魂』でメンバー全員がソロ公演に挑戦。9月には単独コンサート『Travis Japan LIVE 2020 ENTER 1234567』も行なわれている。再三延期になってしまい、本人たちは思うところもあるのだろうが、配信になったことでより多くの人にTravis Japanのすごさが伝わったはずだ。実際、筆者の友人もTravis Japanに魅せられてジャニーズジュニア情報局会員になっていたほど。さらに、舞台『虎者 NINJAPAN』。2019年、2020年と公演が行なわれ、2021年も10月から12月に上演が決定している。ジャニーズの新しい定番舞台となっていきそうだ。

 2020年、実に様々な活躍を見せてきたTravis Japan。幅広く活躍しているのは、彼らがどんな高い要望にも応えることができるからだろう。2020年、BSフジにて放送された『〜EP.1:ROCK〜 Travis Japan × MIYAVI』、『〜EP.2:和楽器〜 Travis Japan × MAHORA』にて、違うジャンルの音楽とコラボをして表現力を磨くという企画が放送された。その中でも6時間でゼロからパフォーマンスを作るというハードルの高い要求にもしっかり応えており、彼らの実力を感じるとともに、「まだできる人たちなんだろう」というポテンシャルも感じることができた。単なるアイドルでとどまらない予感を感じさせてくれるTravis Japan。2021年、さらに飛躍していくことは間違いないだろう。まずは1月22日からの『RIDE ON TIME』を見て、盛り上げていきたい。

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