BTS SUGA×V、異なる性格だからこそ面白い最強のツンデレコンビ 一気に距離を縮めた2人の関係性

 BTSのSUGAが、Big Hitレーベルの合同ライブ『2021 NEW YEAR’S EVE LIVE presented by Weverse』で約2カ月ぶりに公式の場に登場し、ファンを喜ばせた。サポーターを外した状態で腕を90度に上げる程度に回復したというSUGAは、まだマイクも左手では持てない状況。激しいダンスやパフォーマンスはもう少し先のお楽しみだが、とにかく今はSUGAの笑顔が見られるだけで十分だ。

『BE (Deluxe Edition)』
『BE (Deluxe Edition)』

 かつて事故で負傷した左肩の後遺症に悩んでいたSUGA。運動やピラティスなどを取り入れた治療を続けてきたものの公演のたびに痛みに耐え、ついにはペットボトルを持つことができないほどに悪化したことを受けて、手術を決意したという。

 新型コロナウイルスの影響により、「会いたい人になかなか会えない」寂しさに世界が包まれた2020年。BTSは、世界中のARMY(ファン)とはもちろんのこと、メンバーのSUGAともしばらく会えない日々を過ごしてきた。そうした背景もあって、最新アルバム『BE (Deluxe Edition)』では“離れていても心はひとつ“という思いがまっすぐに伝わってきた。

 SUGAが休養とリハビリに専念している最中に行なわれた記者会見でも「こういうコメントはいつもSUGAさんが担当している」など頻繁に彼の名前を口にしていたメンバー。SUGAもまた、そんな彼らを気にかけて、『BE』のタイトル曲「Life Goes On」のMV公開を記念して行なわれたVLIVEでのライブ配信に、電話で生出演したこともあった。

BTS (방탄소년단) ‘Life Goes On’ Official MV

 SUGAが会見を見て「みんなうまくやっていたよ」とねぎらうと、率先して「兄さん、僕の話はどうでしたか?」と尋ねたのはVだ。これには、メンバーもみんなクスクスと笑ってしまう。というのも、『BE』の会見で全曲紹介をした際、Vは「Blue & Grey」について“アコースティックポップバラード“と言いたかったところを、「ディスコポップフォークアコースティックギターサウンド」と別の曲の特徴と混ざってしまう珍解説ぶりを披露。その別の曲というのが、SUGAの作ったレトロポップディスコサウンドの「Telepathy」だったのだ。

 VがSUGAの才能について惚れ込んでいるのは、これまでのインタビューを紐解くとすぐに見えてくる。「SUGAさんのラップがこの世で一番好きです。スペクトルがすごい」「口数が少ない人ですが、グループの中で一番の努力家だと思います本当に一生懸命な人です」「本当にカッコいいラッパーです。尊敬しているし大好きですね」……まっすぐにその才能を認めるVに対して、いつもクールな塩対応になりがちなSUGAも、つい甘々な対応になってしまうのが、この2人の関係性の愛しいところ。

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