乃木坂46 生田絵梨花&久保史緒里、グループトップクラスのボーカル力 『CDTVライブ!ライブ!』SPデュエットへの期待

 乃木坂46の生田絵梨花と久保史緒里が、12月21日放送の『CDTVライブ!ライブ!クリスマススペシャル』(TBS系)にて映画『アナと雪の女王』より「生まれてはじめて」を歌唱する。

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 先日発表されたこのニュースを見て、真っ先に思い出したのが、今年7月にオンエアされた『音楽の日2020』(TBS系)での出来事だ。番組内の企画「ファンが選んだディズニーソングTOP10 カバーリレー」に出演予定だった生田が体調不良となり、急遽その代役を任されたのが久保だった。ステージに立つのは同じ坂道シリーズで、当時まだ欅坂46だった松田里奈、日向坂46の佐々木美玲のほかにも、城田優、ISSA、島津亜矢、Little Glee Monsterといった歌唱力に定評のある面々。生田の代役ということで歌割りも多く、立ち位置もセンターに近いポジションであった。

 しかし、久保はそんなプレッシャーをはねのけ、見事プラスの力に変えていく。最初に歌われたのは映画『リトル・マーメイド』より、全員で歌唱の「アンダー・ザ・シー」。いささか緊張の表情も伺えるものの、出だしのセリフ部分から、ISSAとのパートと、徐々にリードを取っていく久保。続けて、松田、佐々木とともに3人で歌ったのが、ミュージカル『リトルマーメイド』でも歌われる「パート・オブ・ユア・ワールド」。緊張がほぐれてきたのか、久保は少しリラックスした面持ちで、感情豊かにアリエルとして思いを伝えていく。一点を見つめ、やがて2人と顔を合わせハモる久保の歌声は、以前から練習を重ねていたかのような完成度であった。放送後、乃木坂46公式Twitterのツイートには賞賛のコメントが寄せられ、放送を観ていた乃木坂46のファン以外からも大きな反響を呼んだパフォーマンスとなった。

 あれから5カ月が過ぎ、披露される生田と久保のデュエット。番組は違えど、同じTBSということで『音楽の日2020』の反響を受けての組み合わせであり、ディズニーソングであろう。夜のテンションではしゃぎあった『真夏の全国ツアー2017』をきっかけに仲を深めた、気の合う波長が一緒の2人。久保は生田がセンターを務めた「何度目の青空か?」をきっかけに乃木坂46を好きになり、一貫して今でも尊敬する先輩に生田の名前を挙げ続けている。19thシングル『いつかできるから今日できる』では、2人のユニット曲「新しい花粉 ~ミュージカル「見知らぬ世界」より~」が誕生。『真夏の全国ツアー2019』で、生田が「白米様」を「Dear white rice」として、映画『ドリームガールズ』風アレンジでパフォーマンスしたメンバーには久保が選ばれるなど、互いに信頼し合う2人の相性は抜群だ。

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