乃木坂46の強さはメンバーのグループ愛にある? 久保史緒里らファンに並ぶ“乃木坂マニア”の存在感
乃木坂46の久保史緒里が、7月14日放送の『乃木坂工事中』(テレビ東京系)にて、乃木坂46の曲の魅力を熱く語り尽くす。これは、メンバーが講師になって自分だけが興味のある狭いジャンルの知識を披露する5年ぶりの企画「コレなら語れるグランプリ2019」の後半にあたり、7月7日のオンエアでは生田絵梨花が「声帯」、齋藤飛鳥が「牛肉」についての魅力を語った。
この企画で久保は、乃木坂46メンバーを前に乃木坂46の曲の魅力を伝えるという、言わばファン目線に立ち返る企画となっている。前週で生田、齋藤がそれぞれ強いこだわりを見せ、ハードルが上がっている状態でも、久保の企画に信頼が持てるのは、これまで彼女が様々な場面で乃木坂46愛を放ってきたからだ。
ことの発端となったのは、2018年に配信された『乃木坂46時間TV』内で久保が企画した「久保史緒里の『ファン目線でMVを解説しよう!』」。2016年にアンダーライブの東北シリーズ山形公演を観に行ったのがきっかけで、乃木坂46に入りたいと思い、3期生オーディションに応募した久保は、それまでMVやライブ映像をひたすら観る乃木坂46オタクだった。『乃木坂46時間TV』の企画では、ファンもついていくのがやっとなレベルのマニアックなメンバーの表情の変化が秒単位で紹介。「あ、好き……」といったオタク特有のワードセンスをはじめ、グループ内では見せないマシンガントークとハイテンションもファンの共感を得たポイントだ。
この配信の反響を受け、同年12月にはLINE LIVEにて『乃木坂46 久保史緒里の2018年振り返りラインライブSP』が決定し、2019年1月より久保の冠番組『乃木坂46・久保史緒里の乃木坂上り坂』がスタート。毎月末に4期生メンバーを迎え、『乃木坂46時間TV』の時にも負けないテンションで、番組を担当している。オタク全開のその様子から、“デュフフ配信”と呼ばれることもしばしば。先日には番組から派生し、LINE MUSICにて「久保史緒里の今日を幸せにするプレイリスト」と題した30曲が公開になった。乃木坂46からは、「涙がまだ悲しみだった頃」「泣いたっていいじゃないか?」「ひと夏の長さより・・・」「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」「ないものねだり」の5曲が選曲されており、『乃木坂工事中』ではここから選ばれる可能性も高そうだ。オタクモードになった久保が、乃木坂46を前にしっかりとプレゼンできるのかも見ものである。