『Nobody’s fault』インタビュー
櫻坂46 原田葵&松田里奈&守屋麗奈に聞く、新体制で見据えるグループの未来「ファンの人と一緒に素敵な色に染めていきたい」
櫻坂46が、1stシングル『Nobody's fault』をリリースした。欅坂46から改名、新2期生も合流して初のシングルCDとなる同作では、センターを森田ひかる、 藤吉夏鈴、山﨑天の2期生が担当したことも含め、櫻坂46としての新たな一歩が込められた作品となった。
2020年7月16日に配信ライブ『KEYAKIZAKA46 Live Online,but with YOU!』で改名して以降、冠番組の名前が『そこ曲がったら、櫻坂?』としてリニューアルし、櫻坂46として音楽番組にも出演。年末の『NHK紅白歌合戦』への出場も話題を呼ぶなど、すでにグループのニューカラーが浸透しつつあるのではないだろうか。
今回リアルサウンドでは、原田葵、松田里奈、守屋麗奈へインタビュー。改名後の心境や『Nobody's fault』でセンターを務めた3人に対する気持ち、そして櫻坂46の今後にかける思いを聞いた。(編集部)【インタビュー最後にプレゼント情報あり】
守屋麗奈は「どこにいてもマドンナと呼ばれるタイプ」(原田)
ーー原田さんと松田さんとは欅坂46時代から何度もお話を伺ってきましたが、守屋麗奈さんは今日初めてお会いします。おふたりから見た守屋さんってどういう方ですか?
松田里奈(以下、松田):すごくおしとやかで笑顔が本当に可愛いくて、いるだけで空気がフワッとなる子です。
守屋麗奈(以下、守屋):そんなことないですよ(笑)。
松田:でも、「Buddies」のダンス動画を観たら、おしとやかさからは想像できなかった、激しく大きく踊る子で。ステップもわりと速いし、難しそうな振りもはっきり踊るので、そのギャップに驚きました。
守屋:うれしいです(笑)。
原田葵(以下、原田):私は品があってすごく可愛らしくて、どこにいてもマドンナと呼ばれるタイプの子だなと思いました。
松田:確かに。
守屋:ええ……恥ずかしいです(苦笑)。
原田:さっきもメイクさんと「すごく可愛いよね」と話していたくらいですから。しかも、話しかけると明るく返してくれるから、もっと話してみたいなって思うんです。今回のシングルではグループが違うからあまり接点がないので、もっと話していろいろ知りたいです。
守屋:ありがとうございます(笑)。
ーーそんな守屋さんから見た先輩おふたりというのは、どうですか? 少しずつ距離は縮まりましたか?
守屋:はい。ずっと憧れていた存在だったから、最初の頃は楽屋にいるだけで緊張していたぐらいでしたけど、今は皆さんすごく気さくに話しかけてくださるので、たわいもない会話も徐々にできるようになってきて、もっと打ち解けたいと思います。
ーー新2期生の皆さんが加わってから、レギュラー番組の『欅って、書けない?』や現在の『そこ曲がったら、櫻坂?』がより面白くなりましたよね。
松田:本当ですか?
原田:そう言っていただけて、素直にうれしいです。やっぱり1年ちょっとの間、思うようにいかないことも多かったし、その思うようにいかない原因も一番はやっている当事者、自分たちにあるんだなということを痛感して。自分たちが変わって頑張ることで、もっと番組も盛り上げられるわけだし、そこに新2期生が加わってくれたことで、1期生も2期生も頑張ろうと強く思えたのかな。
松田:もともとメンバーにもそういう心がけや意識があったとは思うんですけど、ちょうど私的に良くなり始めたと感じたときの次の収録からリモートになってしまったり、スタジオ収録が再開されても人数を少なくしてやるようになったりで、なかなか発言しにくかったりうまく参加できない子もいたと思うんです。でも、最近はまた全員で参加できるようになったり、さらに番組も新しくなったりと、意識が高まるきっかけがいろいろ重なって、みんなも積極的になってきたのかな。だから収録もいつも楽しいし、毎回「もっと楽しくするには、どうすればいいかな?」と考えながら臨んでいます。
新2期生は「クセが強めな子が多いんじゃないかな」(松田)
ーーそういう先輩たちの姿に、新2期生は刺激を受けることも多いのでは?
守屋:はい。『欅って、書けない?』は参加期間が短かったから、今までの収録がどうだったかというのはわからないですけど、『そこ曲がったら、櫻坂?』になってセットも変わって、先輩たちの雰囲気もさらに明るくなった印象を受けました。だからなのか、面白いと感じることが以前よりも増えて、楽しい収録を毎回させていただいています。
ーー新2期生の皆さんはまだ未知の部分が多い印象がありますが、先輩たちから見た新2期生の皆さんってどういう存在ですか?
松田:私にとってもまだ未知の部分が多くて。まだ深く話せていないんですけど、なんとなく変わっている子が多いのかなという印象はあります。
守屋:そうですね(笑)。
松田:個性が強すぎるからそう感じるだけなのかもしれないですけど、結構クセが強めな子が多いんじゃないかなと。
原田:それこそ幸阪茉里乃ちゃんはすごくクールな印象がある一方で、増本綺良ちゃんとか大沼晶保ちゃんは……。
松田:すごいです(笑)。
原田:ずっと喋っているし、ずっと変なことをしているし。特に2人の周りは騒がしくて、そういう姿を見ていると自分たちも最初はすごく騒がしかったなと、懐かしく思うんです。すごく微笑ましいので、これからもずっとそのままでいてほしいなと思います(笑)。
ーー守屋さんからも見ても、新2期生はクセが強いメンバーが多い?
守屋:一緒にいる時間が多いから、自分も麻痺しちゃってきちゃって、それが変なのかという判断もつかなくなっているんです(笑)。そんな中でも、綺良ちゃんはとにかく面白いし、大沼は綺良ちゃんが言ったことに対してノリノリでリアクションしていて。
原田:たまにあの2人、会話が噛み合ってないよね?
守屋:噛み合ってないけど、2人でケラケラ笑っているんです(笑)。
松田:怖いよぉ(苦笑)。