Snow Man 渡辺翔太×宮舘涼太、関係性が常に進化し続ける幼馴染コンビ パフォーマンスでもシンメ担う“ゆり組”の面白さ

 さらに、最近では「お互いを深く理解している」ところまで関係性が深まったように思える。2020年6月4日放送のラジオ番組『Snow Manの素のまんま』(文化放送)では、渡辺の発言を肯定して受け止める宮舘の姿があった。「パンにチョコレート塗るんじゃなくて良い蜂蜜を塗ったり。食に気を使う」と渡辺が話すと、「おぉ。聞きました、リスナーの皆さん」と反応。さらに「こういう機会(外出自粛)があるからこそ、成長できるって(渡辺が)証明してる」とポジティブな言葉を添えていた。

 『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系/Paravi)で、名水を採水しに行く初回の企画でもそうだ。採水地に向かう道すがら、巨大な石や落ち葉を見るたびに「マジでかい」「やばくない?」とはしゃぐ渡辺。そのVTRをスタジオで見ていた佐久間大介は「小学生かよ」とツッコミを入れるほどだったが、一緒にロケをしていた宮舘はなにを言うわけでもなく見守っていたのであった。内心、「翔太くんのテンションが上がってる」と微笑ましく思っていたのだろうか。言葉にせずとも繋がっているこの関係性が微笑ましい。

 そんな2人はパフォーマンスにおいても、シンメというポジションを担っている。9人体制になって以降はシンメでのダンスは少ないものの、同じ画面に収まることは多い。宮舘はパフォーマンスの土台になるような確固たるダンススキル、渡辺はグループの色となる真っ直ぐかつ色気のある声質を武器に、Snow Manのパフォーマンスを底上げしてきているのだ。

 こうして今もなお進化し続けている“ゆり組”の2人。今後はどんな関係性になっていくのだろうか。楽しみに見守っていきたい。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「アーティスト分析」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる