Snow Man 宮舘涼太×渡辺翔太、歴史が続くほどに深み増す“ゆり組” 幼馴染ならではの関係性みえた『素のまんま』を聞いて

 Snow Manが、9人のうち3人ずつ交代でパーソナリティを務めるラジオ『Snow Manの素のまんま』(文化放送)。グループいちの秀才・阿部亮平の計算によると組み合わせ“9C3=(9×8×7)÷(3×2×1)”で84通りのコンビネーションが楽しめる予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、4月9日より2人体制に変更された。3人での賑やかな雰囲気も魅力的だが、2人組になるとより濃い関係性が見えてきて面白い。

 そして6月4日には、ファン待望の宮舘涼太×渡辺翔太コンビ、通称“ゆり組”が登場した。番組早々、宮舘が「知らない方もいらっしゃると思いますのでお伝えをしますと、僕ら幼稚園からの幼なじみでありまして。自分で言うのも恥ずかしいですけど、その幼稚園の年長さん組が“ゆり組”だったってことで」と、改めてコンビ名の由来を説明してくれた。

 すると「これさ、誰が言い出したの?」と素朴な疑問を投げかける渡辺に、「誰なんだろうね。なんか……ま、でもファンの方じゃないかな?」と答える宮舘。たしかに、ジャニーズアイドル多しといえども、幼稚園からの幼なじみで、ジャニーズJr.となった後も同じグループとして活動し、さらにメジャーデビューを果たすなど、他に類を見ないケース。そんなエモーショナルなエピソードをファンが愛でるうちに、すっかり“ゆり組”という名前が定着していった。

 「でも、これを聞いていちばん喜んでいるのは、その幼稚園の園長先生だと思うよ」(宮舘」、「アハハハ。間違いない!」(渡辺)と笑い合う2人の頭の中に、かつて通っていた幼稚園の風景、先生の顔、幼き日のお互いの様子が思い出されているのかと思うと、やはりグッと来てしまう。また、かつてYouTubeのジャニーズJr.チャンネルの企画で、宮舘が自ら作った応援うちわに、ユリの紋章が使われたことも。一つひとつの出来事が、まるで引き寄せられたように2人の絆に収束していく。それが狙って作ることが不可能な“ゆり組”という奇跡が見せる魅力だ。

 幼なじみがいる人なら想像しやすいかもしれないが、長く一緒の時を過ごした間柄だからこそ、改めて2人きりでトークするというのは、なんともくすぐったいものだ。そんな照れが“ゆり組”にもあり、なんだかぎこちなく敬語で話しだす。「なんか敬語混じっちゃうんですよね」とニマニマしてしまう渡辺に、宮舘が「わかった。特別ルール決める? 敬語やめる?」と提案。

 「それでいってみよう!」(渡辺)、「(メールを)読んじゃいなよ」(宮舘)と、特別ルールが発動したのだが、すぐさま渡辺が「わかりました」と戻ってしまう。Snow Manで人狼ゲームをしても、ちっともルールを覚えられない渡辺らしい展開に、宮舘も「いやあ、もうアウトじゃん(笑)」と思わず吹き出してしまう。どこか放っておけない危なっかしさを持つ渡辺と、しっかり者の宮舘という正反対な性格の2人が、幼なじみとして補い合う図も、実に尊いのだ。

  料理をしながら洗い物まで効率よくこなす宮舘に対して、渡辺はなくしてしまう前提で常に5本のリップクリームを手の届く場所に置いておく。ポケットの中、カバンの中、テレビのそば、ベッドの横、洗面台の横……こんなとこにあるはずもないのに、という場所からも出てきそうな勢いだ。

 そうした渡辺の性格を、宮舘は決して変えようとはせず、むしろ楽しんでいく。さらに、渡辺がSTAY HOME中に「本を読んだ」と聞けば「学んでいる」と褒め、「パンにチョコを塗る代わりに良い蜂蜜を塗ってる」と聞けば「こういう期間があるから成長できるっていう証明」と伸ばしていくのだ。きっと渡辺が無邪気にのびのびと成長することができたのは、愛情深い宮舘がそばに居てくれたらかもしれない。

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