佐藤結衣の「K-POPメンバー図鑑」Vol.18
EXO “保護者”的存在のD.O.、パーフェクトダンサー カイ、愛され“マンネ”セフン…ギャップや成長ぶりに注目
メンバーから溺愛されるマンネ・セフン
小さい頃からダンスや歌に夢中になっていた他のメンバーと比べて、マンネ(末っ子)のセフンのEXOへの道のりは実にユニークだ。スカウトされたのは、小学校6年生のころに路上でトッポッキを食べていたところだったという。人見知りで恥ずかしがり屋なセフンは、芸能人がどんなものなのかもよくわかっていなかったと明かしている。しかし、中学2年生のときに事務所のオーディションに合格して練習生に。どこか放っておけない魅力を持つセフン。ダンスのレッスン時にも、トレーナーから「才能がある。頑張ってみろ」と励まされながら多くの壁を乗り越えていった。もちろんメンバーも、そんなセフンを愛してやまない。セフンが高校を卒業したときには、卒業式にも兄たちが参加して話題になったことも。また「Wait」をメンバーで試聴する様子を配信したときには、「セフンの歌声がいい」「セフンのパートがまじで良かった」と絶賛するなど、セフンの成長を温かく見守ってきた。
そんな兄たちに囲まれて育ったセフンは、自信あふれるダンスを披露するまでに成長。少し挑戦的な表情を漂わせながら、大胆に音を掴んでいくダンスで魅せる。もちろん堂々としたラップもEXOには欠かせない。さらにパフォーマンスだけでなく、バラエティでものびのびと発言をするようになったセフン。旅番組の途中「どうしてもワンタン麺が食べたい」とスタッフに交渉したことも。お小遣いをかけて監督と「じゃんけんさせてほしい」と直訴したものの、まさかの敗北。悔しそうなセフンに「もう1回いけ!」とけしかけたり、「また負けるぞ」と戒めたり、可愛いマンネに兄たちもニヤニヤが止まらない。結果、まさかの3連敗という“持ってる“展開にスタッフも、もちろんファンもニヤニヤ。そんなふうにたくさんの愛に包まれながら、今後もセフンがパフォーマンスにバラエティに、すくすくと進化していくのを楽しみにしている。