TWICEからEXO、ジェジュン、SUPER JUNIORまで……新型コロナ感染拡大を受けたK-POPスターたちの寄付活動

 新型コロナウイルスの影響で日本では多くのイベントやコンサートが中止になっているが、韓国のアーティストもまたこの感染拡大の影響は避けられない。

 感染拡大の影響を受け、日本同様国内で行われる予定であった多くのコンサートは中止になっている。BTSのワールドツアー『BTS MAP OF THE SOUL TOUR』は今から約1カ月後の4月11日からソウルでの4公演を皮切りに行われる予定だったが、やむを得ずソウル公演を中止する決断をした。このことからも、韓国での新型コロナウイルスへの対策の慎重さが伺える。また、音楽番組の「サノク」と呼ばれる公開収録も自粛となり、ファンの歓声のない寂しいムードの中での収録が行われている。

 K-POPファンたちはSNSでよく目にしているかもしれないが、韓国ではアイドルや俳優などによる寄付活動や、そのファンたちが自主的に行う募金活動が盛んである。今回の新型コロナウイルスに対する支援も例に漏れず行われているので、彼らの愛のこもった活動とコメントを紹介したい。

TWICE『&TWICE』(通常盤)

 TWICEのメンバーであるツウィ、ダヒョン、ナヨンは韓国「愛の実 社会福祉共同募金会」にそれぞれ5000万ウォンの寄付を行った。寄付に際して、ツウィは「全ての皆さんが健康でいらっしゃることを願います」とし、ダヒョンは「新型コロナウイルスにより困難を受けていらっしゃる方たちに力を添えられたら嬉しいです」、ナヨンも「多くの方たちの助けになったら、またみなさんの健康を願います」とのコメントを残している(参考:Daum)。また、TWICEは3月3日と4日の日程で行われる予定だったワールドツアー『TWICE WORLD TOUR 2019 ‘TWICELIGHTS’』の東京ドーム公演については、これらの寄付に先立って新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた延期と振替公演の決定を発表していた。

 日本でも活躍している韓国出身の歌手、ジェジュンの寄付も話題だ。ジェジュンは希望ブリッジ全国災害救護協会に3000万ウォンを寄付し、この行動を公にしないことを希望したという。しかし彼のこれまでの寄付活動もあり、協会が説得して今回の寄付を公開することになった(参考:WoW!Korea)。これを受けてファンたちが有志で企画し募金活動を開始したのだが、その活動を知ったジェジュンは本人名義でその団体の口座に1000万ウォンを振り込んだ(参考:WoW!Korea)。

 さらに3月6日現在、BTSのSUGA、東方神起のユンホ、EXOのカイ、チャンヨル、スホ、レイ、 Red Velvetのウェンディ、アイリーン、MONSTA X、WINNERのジヌ、IU、ZICOなど多くのアーティストたちの寄付が明らかになっており、今後も広がる様子を見せている。中でもSUPER JUNIORは、1月29日という早い段階で寄付を行ってニュースになった。のちにTWICEのメンバーが寄付を行ったのと同じ社会福祉団体を通して「急激な感染拡大のなかで免疫の弱い児童や青少年のため」とマスク1万個を寄付(参考:YTN)。続いて2月末にもメンバーのウニョクがジェジュンと同じ全国災害救援協会に1億ウォンを寄付し、その理由を3月4日放送のSBS『本格芸能真夜中』の中で語った。「以前母が肺疾患でとても苦労していたし、今年は新型コロナによってとても心配になる。これ以上の被害がないように」とした上で、多くのスターが寄付している現状に関しても「多くの人々の前に出る人たちが寄付を行うことで、たくさんの人の希望になれるのではないか」とコメントした。SUPER JUNIORは1月29日時点でカムバックに合わせた公開撮影を観客なしで行うよう変更するなど、ウイルスの感染拡大防止に対する積極的な姿勢で称賛の声を浴びている。

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