ばってん少女隊、グループの新たな一歩を刻んだオンラインライブ 「九州から全国へ元気と笑顔を届けていけるように」

ばってん少女隊、グループの新たな一歩を刻んだオンラインライブ 「九州から全国へ元気と笑顔を届けていけるように」

 グループ結成5周年を迎えたばってん少女隊が6月21日、YouTube公式チャンネルにてオンラインライブ『結成5周年!!!Specialオンラインライブ』を生配信した。

 2015年6月に九州を拠点に活動を開始したばってん少女隊は、この春から希山愛、上田理子、春乃きいな、瀬田さくら、星野蒼良という現在の5人編成となり、プライベートレーベル<BATTEN Records>を設立。結成5周年を目前にし、このレーベルを拠点にさまざまな活動に取り組んでいることは、先日公開されたインタビュー(ばってん少女隊が語る、<BATTEN Records>設立と新たな音楽活動 「私たちの言葉をしっかり聞いてほしい」)にてメンバーの口から語られている。このオンラインライブもまさにその一環で、ライブ当日から新曲が5週連続配信リリースされること、また5人編成になって初のライブということもあり、その内容に大きな注目が寄せられていた。

 配信開始前から大勢のファンがチャット欄を賑わせていたYouTube公式チャンネルでは、定刻になると突如画面がライブ会場へと切り替わる。すると、唐突にメジャー1stシングル曲の「おっしょい!」からライブがスタート。黒地に蛍光色を取り入れたスポーティーな新衣装に身を包んだメンバー5人は、久しぶりのライブとあってか冒頭からアグレッシブなパフォーマンスを繰り広げる。曲間、メンバーから「おいさー!」コールが挙がると、視聴者からも「おいさー!」コールがチャット上にずらりと並び、オンラインライブらしい盛り上がり方を見せた。

 冒頭から熱い盛り上がりを見せる中、続いて彼女たちは当日に配信リリースされた新曲「ありがとーと」をライブ初披露。ステージ所狭しと動き回る彼女たちは、要所要所でカメラアピールも忘れない。時には耳に手を添えて声援を要求するポーズを取り、その都度コメント欄はレスポンスの嵐に。こういったアクションからは、彼女たちのオンラインライブならではのこだわりが感じ取れた。アップテンポのスカビートを基調にした王道のばっしょーナンバーである新曲は、チャット上でも好評を博したこともあり、早くも今後のライブに欠かせない1曲になるであろうことが伺えた。

 最初のMCでは新キャッチフレーズとともに自己紹介。上田は「振りが付いて観るのは初めてということで、皆さんいかがでしたか?」と、新曲「ありがとーと」の感想を視聴者に求める。また、新衣装についても希山が「蛍光色がお気に入り」とコメントを寄せた。

 MCでひと呼吸置くと、ここからは怒涛の3曲連続披露へと突入。「よかよかダンス」では曲中、合いの手を入れつつも観客(視聴者)への煽りも忘れない。続く「Killer Killer Smile」では和テイストを取り入れたミディアムテンポのロックチューンに乗せて、5人はしなやかでキレの良いダンスで観客を魅了。そこから再びアッパーチューン「ますとばい!」で場の熱量を一気にヒートアップさせると、星野の煽りに対して不思議と声援が聞こえてくる錯覚に陥る瞬間もたびたびあった。こういった6人時代の楽曲では、新たなフォーメーション含め非常に新鮮に映ったことも特筆すべきポイントだろう。

 3曲終えると、次に控える新曲について上田が「この時期にぴったりの曲になっているので、歌詞にも注目しつつ、一緒に踊りながら聴いてくださったらうれしいなと思います」と説明。その待望の新曲「でぃすたんす」はこれまでのばっしょーにはなかったタイプの、メンバーの笑顔が映える「めんたいファンク」と呼ぶにふさわしい良曲だ。メンバーの笑顔が映えるこの曲に対し、チャット欄では「そうきますか」「可愛い曲」「ノリノリ」「大人ばっしょー」など絶賛のコメントが飛び交う。

 このまま新曲の余韻に浸りたいところだが、ライブはまだまだ続く。「びびび美少女」で再びテンポアップしていくと、各メンバーのソロパートごとにチャット欄ではメンバーの名前が連呼される。さらに「ハカタダンスホールベイベー」では、スクリーンに映された博多駅映像を背にメンバーが「皆さん、踊る準備できていますか?」と煽り続け、気づけばオンラインという計り知れない“でぃすたんす”がまったく感じられないほど一体感を高めていった。

 続くMCでは、春乃が「皆さんにお知らせがあります」とスクリーンに注目させる。すると、新曲5週連続リリースの詳細が発表され、これまで未発表だった4週目、5週目の新曲タイトルが「Dancer in the night」「MILLION SUMMERS」になること、その「MILLION SUMMERS」の作詞・作曲・プロデュースをKEYTALKの小野武正が手がけることが発表された。続けてスクリーンには小野からのコメント映像も映し出され、今回の新曲について「大変な1年になりましたが、“夏100万個(=MILLION SUMMERS)”で2020年という大変な夏を乗り切って、また一緒に会ったときは踊ろうじゃないか、という意味が込められている」と説明。かつて「よかよかダンス」「BDM」といったばっしょーの代表曲を生み出してきた小野だけに、新曲の仕上がりも今から楽しみなところだ。

 さらに、8月某日にはオフライン、もしくはオンラインにてライブを開催予定であること、現在最新フルアルバムを制作中であることも伝えられた。映像がひととおり終了すると、瀬田は新曲「MILLION SUMMERS」について「夏キター! って曲になっています」とコメント。ライブに関しても、上田は「どんな形になっても、必ずライブをします!」と力強く宣言し、続けて「ワクワクすることがどんどん決まっているので、6年目のばってん少女隊もよろしくお願いします!」と挨拶。春乃も「今は皆さんと直接お会いすることはできないけど、この曲を通して皆さんとひとつになって乗り越えていけたらと思います」と思いを口にした。

 オンラインライブもいよいよ終わりに近づいた。最後に披露されたのは、5週連続配信シングル第3弾の「Over」。5人の息の合ったハーモニーが随所にフィーチャーされたこの曲は、5年の成長を伝えるに十分な、今後のライブでどんどん成長する1曲になるのだろう……初見でそう実感させるに十分な手応えが、画面からも伝わってきた。この曲で約45分におよぶオンラインライブは終了。歌とパフォーマンスに注力したシンプルな構成は、5周年にして原点回帰と言える素晴らしい内容だった。

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