ばってん少女隊が語る、<BATTEN Records>設立と新たな音楽活動 「私たちの言葉をしっかり聞いてほしい」

ばってん少女隊が語る、新たな音楽活動

九州の人たちみんなが私たちのことを知っているくらいになりたい

ーーそのほかにも、結成5周年を機に計画していることはあるんでしょうか?

上田:はい。5カ月連続で、メンバープロデュースのオリジナルグッズを発表する予定です。

瀬田:「これを作るので、デザインをそれぞれ考えてください」ということは何回かあったんですけど、今回は何を作りたいかを個人個人で考えるところから関わっていて。

春乃:ライブのときだけじゃなくて、日常的に使えるものばかりなんです。

上田:話題になってくれたらいいよね。例えば「それ、何のカバン?」と聞かれたら、それが私たちのグッズだとわかって名前が広まるみたいな。

希山:「それ、ばっしょーのグッズなんだ!」ってね(笑)。

上田:なので、ファンじゃなかったけど、デザインが良くて「欲しいな」と思ったら、ちょっとだけでもサイトを覗いてほしいと思います。それから、「BATTEN Store」という私たちのオンラインショップがオープンしたんですよ。

瀬田:そこでは私たちのグッズだけじゃなくて、九州の名産品も紹介できたらいいなと考えていて。

ーーばってん少女隊だけではなく、九州自体を盛り上げていけるようなオンラインショップになると。九州に密着した活動をしているからこそのアイデアですね。

上田:もっともっと密着していきたいですよね。今は住んでいる県以外はそこまで詳しいとは言い切れないので、今後メンバーみんなが九州に詳しくなっていけたらと思います。と同時に、九州の人たちみんなが私たちのことを知っているくらいになりたいです!

今まで経験したことをメンバーみんなで歌詞にするのが夢

ーー結成5周年を機に新たな動きがたくさん用意されていますが、今後皆さんが挑戦してみたいこと、これは成し遂げたいという目標はありますか?

瀬田:5周年で5曲出させていただくんですけど、本当にどれも素敵な曲で。その経験を通して思ったのは、もっと自分たちの触れたことがない音楽に挑戦してみたいということ。例えば、今までは元気な曲調が多かったので、今後はジャズとか大人っぽい音楽にも挑戦してみたいですし。もっといろんな音楽に関わることで、自分たちも学んでいきたいですし、ファンの皆さんと一緒に楽しめるものをたくさん作っていきたいなと思っています。

上田:今まではライブに来た人に届けられるものを強く意識して、私たちに興味を持って会場に来てくださる方を引き込むことしかできていなかったんですけど、今はYouTubeやSNSを積極的に使うことで、例えば私たちの普段喋っている姿から興味を持ってもらえることもあるのかなと思って。そうやって今まで全然興味がなかった方にもどんどん触れていただきたいですし、メンバーの人柄とかもわかってもらった上でライブにも触れてもらえたらなと考えています。

ーーまさにYouTubeはそういう面を手軽に見せられる場ですものね。今やってみたい企画って何かありますか?

上田:ずっと言ってるのは、スポーツ大会(笑)。それこそスポーツテストとか、学校っぽいことをやってみたいです。

星野:学力テストは?

上田:それは現役高校生(星野)が一番強そうだから(苦笑)。

ーーちなみに、5人の中で一番運動神経が良いのは誰ですか?

上田:愛じゃないかなあ? 走るのは、さくらがめっちゃ速いし。愛とかさくらとか一見おっとりしてる感じなので、めっちゃギャップを見せられると思います。

ーーなるほど。春乃さんはいかがでしょう?

春乃:以前は自分から発信できる場がブログでの文章と写真ぐらいでしたけど、最近はYouTubeやインスタを始めたことで動画でも伝えることができるようになって。そこでメンバーそれぞれのキャラクターを紹介して、もっと知ってもらいたいなと思っているので、普段の様子に密着して素の私たちを見てもらいたいなと。みんな、普段から面白いんですよ(笑)。だから、そういう部分を伝えていきたいなと思います。

希山:それこそYouTubeにはライブ映像も少しずつ上がったりしているので、ライブのときはゴリゴリに踊ってカッコいいけど、普段の様子を見て親近感を持ってもらったりね。あと、私たちは九州を拠点に活動しているので、九州の良さをもっと全国の皆さんにお届けしたくて。もうちょっとハッピーな世の中になったら実際に九州に来てもらって、「いいところだな」と肌で感じてもらいたいですね。それに、私たち宗像市の観光大使を務めさせていただいているんですけど、この状況もあって中止になってしまったイベントがあるので、いつかリベンジしたいと思っています

ーー今、九州で一番プッシュしたいところは?

希山:やっぱり食べものがおいしいことと、方言が可愛いこと。それに、海も山もあるし、でもちょっと行くと都会もあるので、すごく住みやすくて、「もうここから抜け出したくない!」って思うぐらい素敵な場所なんですよ。

ーーなるほど。星野さんはどうでしょう?

星野:私はグループ結成当時は小学6年生で、自分から発信するとかあまりよくわかっていなくて。自分たちで考えて行動するというのも、わりと最近になって意識し始めたことだったので、それを思うと考え方がすごく大人になったのかな。そういう意味でも、個人的にすごくやってみたいのは自分たちで作詞をすること。文章を書いたりするのが好きで、今まで経験したこと、感じたことをメンバーみんなで歌詞にするのが夢なので、自分たちの曲の作詞というのはいつかやってみたいですね。

ーー最後に、健康な世の中になったあと、ライブ以外で「これを真っ先にやってみたい!」ということは何かありますか?

上田:メンバーそれぞれが九州のいろんな場所に行って、その場で触れたり食べたりしたものとか、行った観光名所とか会った人とか、YouTubeやSNSを通じてその土地の良いところを自分たちから発信していきたいんです。そこから、YouTubeやSNSを観た方に九州に来ていただいて「いいところだな」と思っていただきたいですし、実際に住みたいと思わせるくらい良さを伝えていきたいです。

瀬田:と同時に、私たちをきっかけに九州に来たいと思っていただけるぐらい、私たちも大きくなっていかなくちゃいけないなと思っています。

■『結成5周年!!!Specialオンラインライブ』
6月21日(日)18:30〜
オンラインライブ配信はこちら

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