Kis-My-Ft2とA.B.C-Z、それぞれのアプローチ光るライブに コラボも見せた『Johnny’s World Happy LIVE with YOU』Day4

 6月19日、Day4を迎えた『Johnny’s World Happy LIVE with YOU』。今回は、Kis-My-Ft2、A.B.C-Zの2組が登場した。

 2008年に横浜アリーナで2組合同ライブを行った彼ら。今回は、およそ12年ぶりとなるスペシャルコラボステージも披露した。

Kis-My-Ft2

 これ以上ないほどに、ファンを見つめて構成したライブだった。

 ローラースケートを履いて登場した7人。風に翻る衣装がステージに映える。花道を駆け抜け、センターステージで円を描く姿は、これぞ“Kis-My-Ft2”だ。

 今回、盟友・A.B.C-Zと同日のライブであることを見越してか、続けざまに懐かしい曲を披露した。なかには、この日のために振りを付けた曲も。まるでデビュー当時にタイムスリップしたかのような構成は、ファンの胸を熱くさせた。

 ステイホーム期間中、無料コンテンツとして過去のライブ映像を惜しみなく公開してきた彼らだが、今回は有料オンラインライブ。だからこそのプレミア感があった。

 ずっと応援してきてくれたファンに向けて見せる、特別なステージ。そして、新たに飛び込んできてくれたファンを、さらに深いキスマイの世界へと引き込んでゆくステージ。

 ラストには、自身らが作詞した、ファンへの想いと感謝がつまった曲をセレクト。歌詞にあるとおり、彼らの愛情は〈不器用〉かもしれない。それでも、いつだってまっすぐファンに届いている。「白」の電飾が、想いに応えて揺れる、ペンライトのように見えた。

 Kis-My-Ft2となって15年、しかしそれ以上の時間をともに過ごしてきたと語るメンバー。同じだけの景色を見てきたファン、これから先を一緒に歩んでいくファン、すべてのファンへの想いを、短い時間のなかで伝えきった。

A.B.C-Z

 サプライズの連続となったステージだった。パフォーマンス初披露の人気曲に加え、完全未発表の新曲を3曲披露。ツアー当日を思わせるようなまるで読めないセットリストに胸が躍った。

 オープニングからファンを煽りまくり、新曲「さぁ生きまくれ!Wonderful life!」では、タオルを使ったこれまでにないパフォーマンスも。

 ゆるく不思議なMCを含め、ジェットコースターのように緩急が激しい彼らのライブ。そのめまぐるしさが、わくわくに変わってゆく。

 ジャニーズイズムの系譜を継ぐグループといえるA.B.C-Zには、実に良曲が多い。ジャニーズのファンであれば、誰もが刺さるような曲を数多く歌っている。

 新曲「BAD GAME」も同じくだ。特効のなかでガシガシと踊るパワフルなナンバー。続く「ささいなことが」は、優しい歌詞が心を温めるミディアムバラードで、いずれも完全未発表の新曲だ。ラストには、橋本良亮の力強いかけ声が横浜アリーナに響き渡った。

 『Johnny’s World Happy LIVE with YOU』4日目にして初めて、これでもかというほどの新曲ラッシュを披露したA.B.C-Z。Kis-My-Ft2のアプローチとの対比もおもしろく、彼ららしく駆け抜けた30分はあっという間だった。

 新曲については、詳細の発表を待ちたい。

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