UNISON SQUARE GARDEN、隠れた名曲の数々が“ライブで聴きたい曲”トップ30にランクイン 配信ライブ披露への期待も

『UNISON SQUARE GARDEN「Bee-side Sea-side U-side」at Zepp Tokyo 2019.10.16』

 UNISON SQUARE GARDEN(以下、ユニゾン)が7月15日に配信ライブ『USG 2020 “LIVE(in the)HOUSE”』を開催する。それに伴い、ライブで聴きたい曲のリクエスト投票が行われ、6月8日に上位30曲が発表された。シングル曲が上位を占めると思いきや、アルバム収録曲など隠れた名曲も多く支持される結果となった。本稿では、数ある楽曲の中から人気を勝ち取った意外な曲についてランクインした理由を探っていきたい(参照:結果発表ページ)。

 デビュー以降、毎年全国ツアーを開催してきたユニゾンゆえ、ライブでの定番曲は当然のように順位を伸ばした。つんのめったビートで転がり続ける8位「シャンデリア・ワルツ」や、イントロ一撃で興奮のるつぼと化す13位「場違いハミングバード」などの熱狂を約束されたナンバーたちは、配信ライブでも体感温度を一段階上へと引き上げてくれるだろう。

「シャンデリア・ワルツ」from UNISON SQUARE GARDEN LIVE SPECIAL “fun time 724” at Nippon Budokan 2015.7.24

 近年フェスでも頻繁に披露される30位「instant EGOIST」は、ライブでの画一的な盛り上がりや強要される一体感に対して〈やり様はまだ一杯あるよ〉と、軽快なリズムに乗せて投げかけた1曲だ。別々の場所で、観客が自由なスタイルで観ることになる配信ライブでの披露には自ずと期待してしまう。

 活動初期の楽曲は古くからのリスナーや、その時代にライブを目撃できなかった現在のファンからの票を集めたと推察できる。24位「さよなら第九惑星」や29位「流星行路」など、最近では珍しいシンプルなアレンジを持つ楽曲は、現在のユニゾンの演奏、斎藤宏介(Vo/Gt)の歌声で聴いてみたいと思わせてくれる。リスナーの切なる思いが溢れたランクインと言えよう。

 また、堂々の2位となった「フルカラープログラム」は10周年アルバムに再レコーディングバージョンが収録され、15周年ライブの題にも引用された重要なインディーズ時代の楽曲であり、原点にして彼らの一貫する矜持が刻まれている。また9位「箱庭ロック・ショー」は彼らのライブの情景をそのまま投影したような楽曲であり、こちらも根強い人気を誇っていた。

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