SEVENTEEN、ドキュメンタリー「HIT THE ROAD」に映るグループとしての“日常” 13人のチームワークやメンバーの思いも
ドーム公演のリベンジ、9カ月ぶりのカムバック……彼らが目指す先
現時点ではなかなか終着点が見えないコロナ禍で、多くのコンサートやイベント、音楽番組の収録などが中止になったり無観客で開催されたりしている。SEVENTEENもその中に巻き込まれた。
SEVENTEEENは5月には日本で東京ドーム公演を含めたドームツアーを行う予定だった。2016年に日本公演を初開催してから約3年が経ち、地道に積み重ねてきた努力がドーム公演として叶う日だったはずだ。彼らにとってもファンにとっても、大きな意味のある公演となるだろうと、期待されていた。しかし、新型コロナの世界的パンデミックにより、日本公演のみならず、ヨーロッパを含めたワールドツアー自体も中止になってしまった。K-POPアーティスト達にとって東京ドームで公演をすることは大きな夢になっている部分もあり、念願だったドーム公演が中止になってまったことは、本当に悔しい出来事だったに違いない。きっと、入念に準備も重ねてきただろう。日本でのSEVENTEENの人気はドーム公演を行えるまで安定してきただけに、不可抗力とはいえ残念な結果になった。
そして、6月22日に、昨年9月に発表した3rdフルアルバム『An Ode』から約9カ月ぶりのカムバックをすることが告知された。S.COUPSの活動休止、ワールドツアーの中止など様々な出来事が起きた中での久しぶりのカムバックは、ファンにとっては明るいニュースになったのではないだろうか。体調不良で活動休止していたメンバーのS.COUPSも、今回のカムバックには復帰し完全体となり、彼らの“チームワーク”という最大の魅力を見せてくれるに違いない。今からどんな形のSEVENTEENを作り上げ見せてくれるのか、期待で胸が高まる。
東京ドーム公演のリベンジは、きっと果たしてくれるだろう。それまでにSEVENTEENはさらなる成長を遂げて、当初予定されていた時よりも、さらに素晴らしいステージを見せてくれるに違いない。
■西門香央里
東京在住のフォトライター。K-POP、韓国トレンド、旅行、グルメ、カルチャーなどを中心にWebメディアなどで活動中。年3~4回の渡韓でエネルギーを蓄えている。いつまでも年齢不詳でありたい通年おかっぱの人。座右の銘は「努力は裏切らない」。
寄稿媒体:いまトピ、エキサイト、TABIZINE、SHELBEE…等