JO1 與那城奨から川尻蓮、川西拓実まで “ジャム作り”動画から見えるキャラクターと新たな一面
JO1公式YouTubeチャンネルの充実ぶりが目まぐるしい。先日ご紹介した「アサカツ!JO1」を始め、ほぼ毎日のように動画がアップされているのだ。そして今、JAM(ファンネーム)が心待ちにしているのは「【JO1:MISSION】メンバーカラーに合わせてジャムを作ろう」シリーズではないだろうか。3分から5分という短い動画ではあるが、メンバーそれぞれのキャラクターが表れており、見応え充分である。
最初の投稿となったのは、リーダー・與那城奨のキウイジャム作り。グループ随一のしっかり者である與那城の動画は、非の打ち所がない。キウイをカットする包丁さばきや手際の良さはもちろんだが、調理しながらもしっかり工程を説明したり、さり気なく自分の好みを言ってみたり、パーフェクトだ。しかも、完成後の試食コメントまで抜かりないから恐ろしい。この動画は『ノンストップ!』(フジテレビ系)でも紹介され、與那城はリモート出演を果たしている。そこでは、“彼氏感”を出すために敬語を使いすぎないようにしたと、動画撮影時の工夫を話していた。短い動画の中でもそこまで考えている與那城へ脱帽すると同時に、プロ意識の高さを見た気がする。
続いての投稿は、ムードメーカー・河野純喜の青りんごジャム作り。動画のサムネイルだけでも彼の明るさが伝わってくるが、中身を見るとさらに河野の太陽のように明るい性格が見える。青りんごの皮を向きながら「めっちゃ上手ないっすか?」と自画自賛するところも、作業に集中しすぎてコメントが止まってしまうところも、鍋の取っ手を付けないまま何とかかき混ぜようとするところも、自然体で裏表がないからこそ好感度につながっている。そして、結局最後には失敗せずにしっかり完成させるところも河野らしいのではないだろうか。
3番手は佐藤景瑚のピーナッツバター作り。佐藤はJAMたちから「ちゃんとジャム作りができるだろうか……」と心配されていたメンバーの一人だ。結果的に無事ピーナッツバターを完成させられたが、その工程は微笑ましくも心配が尽きなかったのではないだろうか。ピーナッツを1粒つまみ食いした佐藤は食べた1粒分鍋に足すという几帳面なところを見せたかと思ったが、それ以外は実に大雑把。材料をフードプロセッサーにかけながら、生クリーム、砂糖、はちみつ、バターと次々と目分量で足していく。だが、この緩い雰囲気こそが佐藤の武器だ。見ていて飽きない、不思議な魅力が佐藤にはある。