THE RAMPAGE 鈴木昂秀、強い信念持つ“天才肌のマルチクリエイター” ゲーマーとしての腕前、愛されキャラな一面も

RAMPAGE鈴木昂秀、信念の強さ

 「HiGH&LOW」シリーズを中心とした俳優業、『RMPG DOPE STATION』でのレギュラーパーソナリティー、ラップユニット・MA55IVE THE RAMPAGEとしての活動など、他のメンバーと同様、パフォーマーの枠を飛び越えて活躍中の鈴木昂秀。そんな彼に新たにキャッチフレーズをつけるとするならば、“天才肌のマルチクリエイター”といったところだろうか。作詞作曲や編曲、映像編集を特技とする彼は、ライブのセットリスト作りや登場前のオープニング映像などを手掛けている(参照:THE RAMPAGE、16人全員集合インタビュー バラードでの新たな挑戦とグループ内での個々の役割を語る)ほか、THE RAMPAGEの楽屋の模様などを自ら撮影&編集している“昂秀TV”(THE RAMPAGEの公式Twitterで更新していた動画コンテンツ)も不定期で配信中。ライブ終演後、撤収時間間際に急いで撮影していることが多いのだが、ハイテンションなムードメーカー・浦川翔平が年下メンバーの世話を焼く姿やハプニング映像にも近い川村壱馬の生着替え、バナナを片手に〈We Wish You A Merry Christmas〉と歌う後藤拓磨など、メンバー同士だからこそ撮影できるレアな一面が収められている。

 では逆に、出番直前の鈴木がどんなふうに過ごしているか? というと、「出番の1分くらい前にストレッチをするくらい」(引用:『OUT of MUSIC vol.64』)で、とくにオンオフの切り替えをすることなくステージに出るとのこと。ダンス以外ではアニメとゲームが大好きだという鈴木は、ゲームの腕前もゲーマー仲間の佐藤寛太(劇団EXILE)から「めっちゃくちゃ強いです。異次元です」と言われるほど秀でており、自他ともに認める天才肌である。しかし、何事も器用にこなす完璧主義者かと思いきや、最年少仲間の後藤曰く「天才なので、いつもどこか抜けている」(引用:『OUT of MUSIC vol.63』)そうで、本人も自覚あり。その少しだけ残念なところが可愛らしくもあり、メンバー間では“いじられ愛されポンコツキャラ”が定着している。

 奇抜な髪色や中性的な顔立ちが印象的で、表面上はミステリアスに見える鈴木だが、その中心にはいつも、グループの一員としてどうあるべきか? という信念が存在している。その上で、いずれは裏方としても活躍したいと願う、彼の現在の目標は「MA55IVE THE RAMPAGEの作曲をやりたい」(引用:TVfan)。自信を持ってリスナーに曲を届けるため、日夜楽曲制作に励んでいるようだが、まずは第1弾シングル曲「Determined」のリリックビデオの創作を全て自らの手で行うなど、着実に夢へと前進している。持ち前のセンスの良さに甘んじることなく、自分を磨き続ける尽きない向上心。それもまた、彼の才能なのかもしれない。

MA55IVE THE RAMPAGE / Determined (Lyric Video)

■斉藤碧
エンタメ系ライター。
ダンス&ヴォーカルグループ、アイドル、ロック、ヴィジュアル系、俳優などジャンルレスで執筆中。V系雑誌「Stuppy」では編集も担当。
Twitter:@stmdr38

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