乃木坂46 白石麻衣、Juice=Juice 宮本佳林、さくら学院ら相次ぐ卒業延期 コロナ禍でアイドルシーンに起こる前代未聞の事態
新型コロナウイルスの影響で、ライブの延期や中止が相次いでいる。それによって音楽業界には大きな損害が発生し、活動にも影響が発生している。特にアイドル業界は活動への影響が大きい。ライブや握手会などファンとの交流イベントも多いからだ。
ファンと直接の交流ができなくなったことで、メンバーの卒業延期が決まる前代未聞の出来事が増えている。新型コロナの影響で最初に卒業延期を発表したメジャーアイドルは、SKE48の高柳明音だ。3月15日の横浜アリーナ公演で卒業予定だったがライブ延期に伴い卒業も延期になっている。高柳は自身のSHOWROOM配信で開催場所や時期がなかなか決められず、卒業はかなり先になる可能性が高いと話していた。同じくSKE48に所属している片岡成美は4月2日に卒業予定だったが、こちらも卒業延期が決まっている。
ハロー!プロジェクトは6月いっぱいまで所属グループのコンサートツアーを開催中止すると発表した。それによって6月に卒業予定だったJuice=Juiceの宮本佳林とアンジュルムの船木結の卒業延期が決まった。公式サイトのコメントで宮本は「最後のライブは生のライブで 皆さんに今までの感謝の気持ちを伝えたいと強く思っています」と語り、船木は「皆様に見送られながら卒業したいという気持ちが強くありましたので、 卒業延期という形にさせて頂きました 」と語っている。
特に大きな話題になったのは、乃木坂46 白石麻衣の卒業延期だ。「ガールズルール」や「シンクロニシティ」などでセンターを務め、CM出演やテレビ出演も多い人気メンバーである。5月5日、6日、7日に開催される東京ドーム公演で卒業予定だったが、ライブが中止になったことで卒業も延期になった。公式ブログでは「皆さんには直接、今までの感謝の気持ちを伝えたいなと思っております。卒業ライブはみなさんが安全に楽しんでいただける状況ができたら、改めて行いたいと思っているので、会場と時期が決まりましたらお伝えしたいと思います」と語っている。